日曜日に西山ふるさと公苑で行なわれた
「西山文化講演会」に行ってきました。
講師は、ズームインスーパーなどでお馴染みの辛坊治郎さん。
演題は「報道の現場から」。
まずは、雨の中足を運んでくれた来場者への感謝の言葉から始まり、
司会している番組やテレビでは言えないような有名政治家の裏話、
阪神淡路大震災、過去の報道でのエピソードなど1時間半にわたり
飽きさせない語り口調で話して頂きました。
(中にはコックリコックリ・・・と言う人もわずかにいましたが)
中でも、心に残ったのが
「話す側よりも、聞く側の方が難しい作業・・・」ということ。
確かに話す側は、持っている知識の中から話すだけ・・・、
聞く側は、聞いた情報を全て記憶する事はできません。
自分に興味が無いものや蓄積しなくていいと
脳が勝手に判断したものは情報として残らない。
やはり人間、自分の好きな事、信じたい事は記憶にとどめやすいけど
自分の意見に相反する事や否定・批判されるとそれが正しい事でも
なかなか情報として記憶されにくいものなのかもしれません。
となると、話す側の工夫も必要なのかもしれません。
いつも場面で同じ叱り方をする親の言葉など
子供は、ほとんど聞いていない(効いていない)ですよね。
話す側も一方的にいつも同じ調子で話すのではなく、
聞き手の脳に届くようにプラスαの作業をする。
そうすれば、日常の生活でも情報に対する意識が
お互い変わってくるかも知れません。
一日中雨降りでしたが、楽しいお話を聞く事ができて、
なかなか心地よい休日でした。(花島)