望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R4.1.1 初日の出は極寒の烏帽子岳から (1日その1)

2022-01-03 17:43:41 | 山歩き

2:30のアラーム一発で起床。何度も起きたので熟睡感は無かったが、それでも8時間ほどベッドに居たので良しとしよう。まずはユニクロ上下をジオラインEXP上下に着替えた。ジオラインLWは昨日も含め何度か着ていたが、一番厚手のこれは今シーズン初、初日の出撮影には必須なのだ。

荷物をまとめ、玄関へ。昨日フロントで確認したが、キーは指定の箱に入れ、外へ出るときには自動ドアが開くというシステムだった。試していないが、外に出てから中に入ろうとするとかなり面倒らしい。

ホテルから徒歩数分の距離にローソンはあるが、車で数分の中曽根交差点のセブンへ。朝食用のお弁当、おにぎり、そしてコーヒーのLを注文した。990円もかかったが仕方ない。

コーヒーはテルモスに移し、車内で幕の内弁当を食べた。そういえば飲み物が無い。車内にあったペットボトルの水でイイか・・・

( ゚Д゚) 凍ってる

うわぁ~、ホテルの駐車場でこれかぁ、昨日デジイチを室内に運んでおいて正解だった。

辛うじて凍らなかった水でのどを潤し、弁当を食べた。ナビの表示では精進湖まで21㎞、到着は4:07だったが、もう少し早く着くだろう。

3:25頃出発。未明だが、それなりに139号の交通量はあった。途中3か所ほど設置されていた温度計は-7°を指していた。上ではどうなっているのか(*_*)

4時少し前に精進湖畔道路へ。前の車は湖畔に降りて行った。湖畔に降りるとH29年元日に経験したようなカオスが待っていると思いつつ、先へ。

精進湖県営駐車場で右折すると、車がびっしり(*_*)

そういえば元日の4時にここを利用するのはH26年以来、その時のレポにも

駐車場がいっぱい?

明らかに昨年より車が多い。いつも停めている辺りには停めることができないじゃないか。

とある。4時で大丈夫だったのはその前年の記憶だった。仕方ない、パノラマ台まで1時間ちょっと登り、そこからの初日の出プランはあきらめよう。

一昨年と同じく本栖湖畔の駐車場に停めて、烏帽子岳経由でパノラマ台に行くプランに変更だ。

本栖湖畔までは十数分の移動だ。一昨年停めた奥の駐車場には結構車があり、バスも停まっていた。竜ヶ岳はすごいことになるだろう。そもそも竜ヶ岳からの初日の出は間違いなく密になるので、今年は控えることにした。

一昨年と同様にここの公衆トイレで出すものを出し、一安心。

戻って売店に近い側に車を停めた。

まずはハクキンカイロに火をつけようとしたが、なぜかライターの火がすぐに消えてしまう。過去にも似たようなことがあり、今日は3個も用意しておいたのだが、どれも火花は出るが、火が点いたままにできなかった

このブログを見てくださっている方、理由、解決方法は御存じありませんか?

どうにかハクキンカイロがほんのり温かくなり、一安心。これが無いとエライことだからね。

前日ホテルの駐車場で準備を殆ど終わらせていたはずだが、これに時間をとられるとは誤算だった。

4:40 出発!

歩き出しは周りの方に配慮してマスクを着けていた。いつもなら人気がない所で外すのだが、この時間はクソ寒かったので、丁度良かった。皮肉なものだね。

国道300号はそれなりに交通量があった。そのほとんどが本栖湖からの初日の出が目的だろう。行ったことは無いが、精進湖以上のカオスだろうなぁ。

4:55 登山道入口

ここからは東海自然歩道、適度な傾斜の登山道が続く。雑音交じりのラジオの内容は覚えていないが、クマよけと寂しさを紛らわす目的なので何でも良い。

ジオラインEXPの効果か、段々暑くなってきた。とりあえずネックウォーマーを外してポケットへ入れて歩いた。

ふと後(下)方を見るとヘッデンが2つ見えた。このコースは殆ど人が居ないと思っていたが、同じことを考えた人が居たようだ。

そして数分後、男性2人に先に行ってもらった。こちらはこれ以上スピードを上げられない。

木々の間から富士とその横に細い月が見えていた。富士と一緒に撮れたら素敵なアングルになるのでは?

細い月をコンデジで撮れるはずもない。とにかく山頂を目指すことにした。

5:48 烏帽子岳山頂へ YAMAP地図

コンデジで撮ろうとしたところ、作動しない。「バッテリーを交換してください」の表示が出た。理由と解決方法はすぐに分かった。コンデジをウェアの外に出したまま歩いていたからだ。コンデジをハクキンカイロを入れているズボンのポケットへ移した。しばらくすれば回復するだろう。

暗がりだが、先ほど抜かしていった方が三脚をセットして撮影中だ。彼と少し離れたところにザックを下ろし、まずはタイオンダウンを着て、ネックウォーマーをつけた。この後が長いのだ。そして、YAMAPの記録を一旦止めた。極寒のコンディションでスマホまでダウンしたら大変だ。

どうにか準備して撮影開始!

6:03 細い月がバッチリ !(^^)!

WBを変えてみた。よぉ~し!

月齢28の細い月をズーム(トリミング)

先客のソロ男性に話を聞いた。追い越していったもう一人は仲間かと思ったら、たまたま一緒になっただけ、若い方は先に進んでいったという。そして、毎年初日の出を撮っているが、ここ烏帽子岳は穴場、去年もよかったとのこと。

その数分後、ソロ女性が到着した。彼女はここ烏帽子岳に明るい時間に来たことはあるが、日の出狙いは初めて。「早く来すぎると寒いので、時間を調節して出たつもりですが、つい急いじゃうんですよね」とのこと、その気持ちわかる。でも、早めに来たから細い月も撮れたし、明るくなってからで良ければ三脚も要らないんだよね。

それにしても寒い(*_*)

彼女は体操したり周りを走り回ったりして身体を温めていた。私は動き回る元気はなく、頼りはハクキンカイロ2つだけ。ズボンのポケットに入れてあるものだけでは足りないと思うほどだった。

6:25 だいぶ明るくなってきた。月はもうすぐ見えなくなるだろう

6:48 ちょっとあざといアングルかな。この二人は撮影の数分前に到着した若い方々だった。

振り返るとアンテナ。検索してみたがテレビ用らしい。

麓からヒステリックなマイク音が聞こえてきた。恐らくはパトカーからだ。前述のように本栖湖からの初日の出渋滞が起こっているのだろう。

6:50 日の出が近づいてきた!

7:00 あの辺りから初日の出だな

7:02 キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

令和4年の初日の出

かなり明るめに

隣のパノラマ台に比べると後方の南アルプスは見通しが悪い

太陽の光って温かい♪

数分前の極寒がかなり解消された。ここに居た皆さんは早々に出発していったが、私にはやることがある。とりあえずお湯を沸かして、もう一度コーヒーを淹れるのだ。

しかし、カモノハシの水も大部分は凍ったままだった(^^;)

下の駐車場でペットボトルが凍ったのだから、アルミカバーがあってもより寒いここで凍っているのは仕方ないか。辛うじて溶けている水でお湯を沸かし、コーヒーを淹れた。いやいや、極寒の世界に居たんだなぁ。

相性はともかくオニギリも1個食べて、三方分山へ登る分のエネルギーをチャージした。

出発前にセルフタイマーで記念写真。

後方に写っている方はカップ麺タイム中、悪いのでシャッターをお願いするのは遠慮した。

続きますよ~

 

 

 

 

 

 

 

 



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