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数年に一度の頻度で俺を襲う謎の体調不良「足つり貧血」の原因を求めて、先週、ダメモトを覚悟して4つ目の病院に行って来た。そして今回は、先週の検査結果を基にした診察である。11時30分に予約を取ってあったので、余裕を持って15分前に診察室の前に待機していた。しかし、診察室に呼ばれたのは予約時間から50分も遅れた12時20分。結局、1時間以上も待ったのだ。予約の意味があるのかよ。
「お待たせしました」と院長からお座なりの詫びを言われて診察開始。「血液検査の結果を見ると、やっぱり血液学的な貧血ではないねェ」との事。先週、言っていた通り「脳貧血」という症状だと断言された。「脳貧血」とは、脳が酸欠状態になって貧血に似た症状になるが、鉄欠乏による一般的な貧血とは別物であるらしい。立ち眩みの重い症状で、子供が集会などで唐黷驍フも「脳貧血」なのだそうだ。
「脳貧血」とは俗称で、正確には「起立性低血圧」という名称らしい。立ち眩みは割と多いけど、集会とかで唐黷ス事はないのになァ。先週、「脳貧血」と言われてから、色々とネットで調べてみたが、確かに症状が似ているようだ。血圧の低下、急激な痛み、ストレス、自律神経の失調が発症に繋がるそうだ。目覚めに足がつって痛みにもがいているうちに唐黷トしまう、俺の「足つり貧血」も当てはまるワケか。
院長は、分厚い医学書を捲って正式な病名を調べ始めた。「難しい名前なんだけどねェ」と言ってメモに書いた病名は「血管迷走神経反射失神」。肉体的、または精神的な痛みによって誘発される「脳貧血」の医学的な名称らしい。院長によると、電車で尿意を我慢し、その苦痛で「脳貧血」を起こしたケースもあるそうだ。4つの病院で最も横柄な医者だったが、今までで最もまともな診断をしてくれたようだ。
更に、心電図についても言及された。先週も言われたが、波形が少し気になるそうだ。肥大しているとか、何かの病気があるってほど深刻ではないが、普通よりも心臓が弱い可能性があるらしい。「そういえば、9年ぐらい前にも別の病院で年寄みたいな心電図だって言われた事が…」と言うと「そうだろうねェ」と言われてしまった。毎回、心電図をやると似たような事を言われていたが、そんなにヤバイのかよ…。
「いつかマラソンを走りたいんですけど、無理ですかねェ?」と聞くと「競技レベルは無理だけど、趣味で走るなら問題ないでしょ」との事。完走する自信もないのに、競技なんてするワケないじゃん。それにしても、俺の心臓って、そんなにャ塔Rツなのか…。見かけによらず血圧が低いし、なにより朝が苦手だし、神経質だし、意気地なしだし、俺って身も心もヘナチョコ野郎だったんだなァ。ウンザリするぜ。
今回の診察費は、問診のみで360円。前回と合わせて7150円は、ちと痛いが、原因が少し解っただけでも良しとするか。無理をせず、ゆっくり身体を鍛えて、いつか夢のホノルルマラソンを走るんだ。が、しかし…。この夜、ウエイトジムとフィットネスジムをハシゴしたら、またも具合が悪くなってしまった。唐黷アそしなかったが、かつてない不安に襲われて心身ともにダウン。まさか、この俺が不定愁訴なんかに…。
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