船橋書店砂漠事情

2004年12月01日 | 読んでみました
奥様に「にゅきみが満足する本屋を見てみたい」と言われます。

人生の中で家と学校と会社という生活の根幹をなす場以外で、
一番長くいたと思われる場所は書店です。
次点でゲーセン、レンタルビデオ屋、ソフト屋、中古屋
と続きます。多分本気で統計とってもこの結果になるでしょう。

こだわりというモノには自分的には無縁だと思っていたのですが
どうも、本屋にはちょっとこだわりがあるようなのです。

マンションを購入するまでは津田沼に住んでいたのですが
津田沼駅前は実はナニゲに書店が充実していて
一軒では完全ではないけど全体集合にすると
紀伊国屋に行く必要が無いくらいの能力を発揮します。
それでも流通在庫の多さは紀伊国屋には勝てないと
思うのですが…

で、引っ越した先の船橋駅前の本屋が
微妙なカンジで困っています。

「ときわ書房」船橋駅南口
3階建てで1階は雑誌と書籍の売り場
2階はコミックとレシピ等の実用書売り場
3階はレンタルビデオ屋になっています
この本屋を見つけるまでは、船橋でコミックは
買えないも同然でした。

「くまざわ書店」JRシャポー内
つい先日新装開店しました。品揃えは薄く広くで
雑誌系に広く棚を割いています。
文庫の扱いは国内作品のメジャーなモノは
一通り揃ってるカンジ。国外作品に関しては
扱ってないも同然。コミックの棚も一応あるけど…

「旭屋」東武
雑誌、専門書、実用書、単行本の扱いが大きい。
文庫も一応一通り揃っているので奥様の買い物に
付き合った時にはついでに覗いていく程度。
コミックは無いも同然。実用書がメインなので
そういう目的の人には使いやすいかも。
ちなみにレジが常に混んでいるので滅多に
利用しませんが、他にはない本とかがたまに
置いてあるので気が抜けません。

「ときわ書房」北口ヨーカドー
南口店とは反対の北口側のときわ書房です。
ヨーカドー内にある本屋としては良いカンジです。
文庫、コミック、雑誌、実用書で売り場を上手く
分割していてレジ前に話題の単行本がおいてあるという
店舗のまとめ方的にはOKです。
ただ、蔵書量の圧倒的な少なさがメインに使えない理由
大戸屋の帰りには必ず覗いて帰ります。

「三省堂」西武
改装前まではリブロが入っていたのですが
「三省堂」に変わりました。
売り場面積が4分の3程度に減ったのですが、蔵書量は
増えたのではないでしょうか?
当然の結果として、書棚の間が狭いです。致命的です。
だって本を探せないんだもん。

まぁ、他にもエロ本屋さんとかあるのですが
自分が良く行く本屋としては以上なカンジで。

何にイライラしてるかというと、単純に自分の好きな本が
探しにくいって部分に全てがあるのですが、
何で探しにくいと思うのかをちょっとだけ考えて見ます。

・今月の新書がわかりやすい
皆さんもそうではないかと想像するのですが
買いたい本の8割は新刊です。
なので今月出たのかどうかが判らないとお話になりません。
通常は特設棚を作ってそこに陳列するとか、
文庫別に新刊を特に平積みするとかで、
少しでも判りやすくするのですが
いつの新刊だよ!みたいなのと今月の新刊が
混ぜて置いてあったりすると脱力します。
そしてウッカリ同じ本を2冊買ったりします。
げぶん

・書棚の間隔が狭い
可能であれば2人が本を探していても間を人が通れるくらいの
通路は確保して欲しいです。気分的には2人が並べれば合格
2.5人のスペースがあれば完璧です。
2.5人「ときわ書房」北口ヨーカドー
2.0人「くまざわ書店」JRシャポー内
2.0人「旭屋」東武
1.5人「ときわ書房」船橋駅南口
1.2人「三省堂」西武
あと、リュック背負ったままの人は射殺したいっす。
にゅきみは前に抱えるようにしてます。

・本の並びが判りにくい
これは個人的な感覚なのですが、殆どの書店は
出版社別で作家をあいうえお順に並べていますが
たまに、完全に作家のあいうえお順で出版社
フリーで置いていたりします。
実は知っている作家さんだと後者が使いやすかったりも
するのですが、以外と検索に時間がかかるので
出版社別に作者別の方が探しやすかったりします。
平均検索量の問題ですね。

以上の3点が、どうしてもイライラしちゃう
原因になりやすいです。
つか、新刊が判りにくいのは論外ですね。

あと、個人的なポイントアップの点としては

・書店のオススメが判り易い
ポップがあったり、特設コーナーを設けていたりと
作家さんや作品の紹介をしてくれていると嬉しいです
書店側も本が好きですよな雰囲気も嬉しいし

・試読本が置いてある
必須ではないのですが、コミックとかは
試読本があると新しい作家さんの発掘とか出来て
非常に良いです。

というワケでコミックを買いたい時は
南口の「ときわ書房」さんがイチオシなのです。
文庫のコーナーは新作が若干わかりにくいのですが
ポップとか特設コーナーとかを積極的に活用していて高感度が○。
ちなみに過去にはこんなイカしたキャンペーンもやってました
ただし書棚の間が致命的に狭いので
ここで文庫を買おうとは思いません。
ハヤカワ、創元推理系が以外と充実しているので
たまに探してみたりはしますが…
コミックは新刊だけはきっちり集めてあるし、
一応今月の新刊に名前のあがっているモノは
一通り入ってくるので、ここで安定です。

困った事に文庫を買いたい時は、適切な本屋が無いので
とりあえず「くまざわ書店」覗いて、
無ければ「三省堂」まで足を運んでってカンジです。
む~、やっぱし書店砂漠だな

で、結局津田沼に行ってしまうのです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はらから

2004年12月01日 | モテてみました
また情報を完全に腐らせてしまいました。
先々々週の日曜日の話なんですけどね。
生ものだったらタイヘンな臭いになってますね。
22時からやっていたフジの情報番組ezTVで
秋葉原の特集があったんですよ。
「秋葉原が変わった!」というキャッチに
何だ何だ?と驚きましたが、電気街がオタク街になったと。

………は?ナンと?僕が知っている秋葉原は昔から
ジャンクの街とオタクの街を兼用していましたが…
ん~~~~結構最近のトレンドだったのか…
いやいや騙されるな少なくとも8年前からオタクの街だったし…
メイド喫茶とかは割りと最近だけど…
つか、その特集組んだ人は一般人のオッサンか?
あ、ココで言う一般人は当然非オタクの人っていう意味ね。

俺はまた、秋葉原がファッション発信基地にでもなったのかと
思いましたよ。いや、ある意味特殊なファッションのメッカ
であることは確実なんだけどね。

ほんで、その中で限りなくヤラセに見えるんだけど
本気で答えている気がしないでもない痛々しいアンケートがあったり
会社を辞めて頭部造型を始める人がいたりとか…
端的な表現を使うと美少女アニメ顔の被りモノ作ってました。
ぼくも一応オタクというカテゴリに属する人間ですが
軽く引きました。コスプレと言う次元を一つ超えてました。

で、やはりメイド喫茶ですよ。秋の大運動会とかで
視聴者の期待通りにブルマなウエイトレスの方々が
いらっしゃるシーンを写してみたりしてるのですよ。
なんつーか、ちょっと恥ずかしいですよ。
多分間近にブルマのウエイトレスさんとか来たら
直視出来ないと思われます。あ、でもちょっと興味あるかも…

ちなみにウチの奥様はジョッシーが好きです。
品川に行くと毎回のように「アンミラ行く?」とか
言い出します。「パンツ見えそ~!」とか興奮してます。
やっぱり胸が大きい方が時給が高いのかとか妄想してみます。
そわそわ落ち着きません。
隣の席のオタクの方々と言動が変わりません。
おもしろいヤツ…

ほんで、メイド喫茶のウエイトレスさんに入れ込む男子の
追跡調査ですよ。モテモテ博士の出番ですよ!

その喫茶店では、巨大なカキ氷を所定の時間内に
食べきればウエイトレスさん御指名でポラロイドが
撮れるらしいのですよ。で、そのカレの御指名のカノジョは
可愛くてお店でも一番人気だそうで、苛烈な競争も
あるらしいのですよ。お店にはその娘と2ショットの
お客さんの写真が飾られています。あれ?お客さんは
ポラ持って帰んないのかな?2枚撮るのかな?
まぁ、いいや。とにかくキニナルアノコは女王様ですよ。

ここで、カレの母親のコメントが挿入されるのですが
「女の子に興味を持ってくれて良かった」
だそうで…。限りなく2次元に近い3次元でも
生身は生身ってコトっすか!ハハゴコロっすね!開眼しました!

ほんで、番組のジジョウか必然のなせる業か
カレとカノジョがデートをすることになったんですよ。
もうね、有り得ないだろう!ガチンコで誘えるのかよ!
とか突っ込んでみましたがデートする事になったんですよ。

何でも番組中のモノローグによると
カノジョの好きな漫画の主人公の苗字がカレと
同じところにカレはウンメイを感じたんだそうです。
ウンメイっていう単語の意味が僕の辞書の中の単語と
微妙に比重というか重みが違う気がしたのは
気のせいでしょうか?というか、俺の運命と
お前のウンメイは違うものなんだと線引きしたかった
だけなんだとは思うのですが。

とにかく運命の絆で結ばれていると信じたいカレは
カノジョとデートですよ。つか、どこでデートしたかは
忌まわしい記憶なのか、ボクの記憶からDeleteされてました。
秋葉原デートじゃないよね?そうだったんだっけ?忘れちゃった。

何か、奥様が入るなり「うわぁ!オタクがいっぱい!」と叫んで
時を止めた事のあるお店が映ってた記憶もありますが。
つか、叫ぶのは心の中にしておいてくれよ、と心底思った事を
思い出しました。
ちなみに用事があったのは隣のカード屋なんですが。
TAKIを探して回ってたんですよね。
店を出てから「カンベンしてよ…」と訴えると
「誰も自分の事だと思ってないよ」とかおっしゃいます。
オタクのナイーブなハートを全く理解していませんよ。
所詮は同類なんですよ。俺もオタクなんですよ。

あ、余談が長すぎました。

ほんでね、デートの終わりにカレはカノジョにコクハクを
するわけですよ。で、カノジョは困った顔をして「友達なら」と。
え~と、明らかに拒絶の「友達なら」なんですが、
『お客さんだし、ムゲにも出来ないし』てきな雰囲気と
引きまくりの表情で一般人なら気づくはずなのですが
案の定カレは肯定と受け取られましたよ。
その突進ぶりはある意味素敵ですよ。
カノジョにとっては迷惑以外の何者でもないでしょうが
あ、お客さんだからナニモノかではあるのか。

で、新たな一歩を踏み出したと思ったカレは彼女と手を繋ぎ
拒絶通知が届かなかった事を知った彼女は全身で後ずさりながら
引きずられていきました。
電車に乗りこみつつの「友達は手をつないじゃダメなんだよ」
という悲鳴が接客業の悲しさを物語っていました。
お客あしらいもタイヘンだねぇ…
やっぱ歩合制なのかなぁ?
ご指名多いとボーナス出たりするんだよね、きっと。
ボランティア精神だけじゃ貴重な一日を潰せないよね…

最後のインタビューでカノジョは
「あたしはオタクなんでマンガ一筋なんで…」というコメントで
リアルお付き合いは出来ませんという事実を
オツキアイ出来ないのはワタクシが至らないせいであって
決してアナタのセイではないのです、的な表現で伝えていました。
その発言もカレに届いたかどうかはかなり不明。
髪型を同じにしたり、コスプレ始めたりしそうで怖いっす。
そこらへんは個人の自由だから怖くはないか。怖くは無いな。
がんばつてください

つーか、秋葉原ってキャッチセールスの成功率
限りなく高そうだなと思った瞬間でした。
60万~90万のポップアートが部屋に飾られてそう…
あと、お酒のお店だったら身包みはがされるね。
そういう人っているんだなぁ…って思いました。

というかヤラセではないだろうけど、こう意図的な
編集とかは入ってるんだろうなと思いながらも
結構ハマってみちゃいましたよ。
「あいのり」にハマってる奥様のことを笑えないかも

とりあえずモテモテ博士というか非モテモテ博士的には
「柔の心」を肝に銘じて欲しいなと思います。
自分が押したら押し返してくれるのか
押したら引かれるのかを良く見極めてください
「合気の心」でもいいんだけどっ
ちなみにというか、当然のことながら
モテモテ博士は理論派なので、そんな器用な真似は
出来ませんけどっ。
奥様には大体ぎいぎい怒られてますけどっ
多分、真実に近い意見だとは思います。多分ね。

と、ハラカラにエールを送ってみました、
罵声じゃないよ。エールだよ。

はらから【同胞】祖国を同じくする者同士。同じ国民。同じ民族。
俺たちは同じオタクという宗教に殉じるハラカラなのだから。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする