てやんでい!べらんめい!

2005年05月01日 | 映画をみました
毎月1日は映画の日

あ、東京都は第一水曜日なんだけどな。
あ、1月と12月は1日だった気がするが
結婚以来、映画デーに都内まで出かけないので不明。

今回のゴールデンウィークのロードショーは
あんまり気になる映画が無かったのです。
そんなコトでいいのか?GW?黄金映画週間だろう?
ってカンジですよ。あ、個人的な感想ですが。

「Shall we Dance ?」
アメリカ人にはサラリーマンの悲哀が理解出来ない
というのをわざわざリチャード・ギアに教えてもらいたくない
っつーか、シカゴを超えられないのを判ってて観る気無し
「ハイド アンド シーク」
奥様がホラー系見ないし。最近のブームに食傷気味。
観てないのに食傷気味。げふ
「ウィンブルドン」
脳内で「ティン・カップ」って変換された時点で興味なし。
「甘い人生」
韓国映画はあまり好みではないので…。
ていうかビョン様なの?やっぱりビョン様って呼ばれてるの?
「コックリさん」
祟られそうだから見ない。
「コンスタンティン」
予告観た瞬間に「第七の予言」とか「エンゼルハート」とか
「エンド・オブ・デイズ」とか「ディアボロス」とか
「マトリックス」とかその他諸々の映画が一瞬で浮かんだのです。
宗教戦争というか、地獄vs現世という図式って大好きなんだなと。
というかキアヌにはハマり役と思ったけど映画館では見ない。
「クレヨンしんちゃん」
面白そうなんだけど映画館では見たくない
「阿修羅城の瞳」
我等が劇団☆新感線ですよ。絶対見る。
「マスク2」
顔面ゴム男ジムキャリーとカエル顔キャメロンディアスが
出ない時点で見る価値無し。
「真夜中の弥次さん喜多さん」
我等がクドカンですよ。絶対見る。
「インファナル・アフェアIII」
知り合いからの評価も高いので見たいのですが、
一作目を見てないので却下。
「名探偵コナン」
ん~む~、見ないかな~。マジック快斗だったら観たかも
いや観ないか。
「コーラス」
他に見る映画が無かったら見る
「アビエイター」
他に見る映画が無くても見ない
「ナショナル・トレジャー」
「インディジョーンズ」と「トゥームレイダース」足して
オッサン風味を加えたカンジなので興味はあるんだけど
ニコラスケイジをワザワザGWに見たくないので
「ハウルの動く城」
もう一回見てもいいけど、コドモが周りにいると
落ち着いて見れないから嫌

あ、ちなみにどの映画も観れば楽しめる事は判ってます。
自ら観る事を選択するかどうか、という観点だと
観ないかなって思うだけで。

今回のテーマは「粋」という事に決定して
「阿修羅城の瞳」「真夜中の弥次さん喜多さん」を
鑑賞しました。

どちらもキーワードは江戸と演劇で、
映画としては評価が難しいというか
一般ウケしない事だけは判りました。

「阿修羅城の瞳」
ん~良くも悪くも演劇の映画化でした。
演劇って舞台の上でいろんな人がいろんな事を同時に
やっているんだけど、結局大多数の人はセリフを喋っている
人に注目する訳で、その注目を映画的にはアップで作り出す
ワケで、そういう点では特に違和感ないし、
演劇を鑑賞する視点に立つと、いつもよりアップで見れてお得、
みたいなカンジにも見れて、まぁ良いかなと。
でも、魔界の表現にスモークつかっちゃったり
ジュリーの魔界転生か!みたいな時代感もありつつ
演劇だと思えない人には、古臭いというかドン臭く
見えるんだろうなと想像しました。
ナニはトモあれ、劇団☆新感線の出世作を染五郎が再演して、
不朽の名作とした「阿修羅城の瞳」ですよ。
少しでも演劇に興味がある方は見ても良いのでは?
客層はお婆様が染五郎ぼっちゃんの活躍を見に来ていました。
6割入りで年齢層は高めでした。

「真夜中の弥次さん喜多さん」
ん~良くも悪くも映画で演劇をやったってカンジでした。
「しりあがり寿×宮藤官九郎」これで普通の映画になるワケが無い
と思って見ましたが、案の定普通の映画ではなかったです。
この映画を一番楽しめるのはファンモノとして見る人かなと。
あ、あの人も、あの人も出てるんだ~みたいな。
つか「ヒゲのOL」ならぬ「ヒゲの花魁」リスペクト!みたいなね。
なのでパンフレットを買わないと全てをしゃぶり尽くせないのですが
ザンネンな事にパンフは売り切れでした…次回入荷待ち。
あとナンセンスを普通に受け止める事が出来る人
「ワケわかんないケドおもしろかった」って言える人以外は
オススメできません。マジで暴れる可能性大。
オバアサンとデエトと思われるジイサンは、あまりの事に
ワレを失ったのか、映画中に4回も目の前を横切ってくれました。
つか飲み物のゴミを今捨てに行かなくてもいいだろう!みたいな。
多分「真夜中の弥次さん喜多さん」という題名に騙されて
ちょっと気のあるジョッシーを誘ったのはいいんだけど
あまりのアレっぷりに、イゴコチが悪くなったんだとは
思いますが、耐えろ。楽しみ方を考え出せ!ウンチクをたれろ!
こちらの客層は殆どがジョッシー学生でした。
こちらも6割入りくらいなんだけど、席数は阿修羅の1.5倍でした。

どっちもGWの映画の日の興行としてはザンネン賞ってカンジでしたね。

帰りに新しく出来たダイニングバーに入ってみましたが
最近の若者は金持ってんのな。
自分が学生の頃はコンナ店には入れなかったって価格帯ですよ。
というか、映画館とかショッピングモールが近いビジネス街なので
平日はオジサン層、休日は老若男女入り乱れってカンジなのでしょうか。
若者もデエトだから奮発しちゃうぞ、みたいな。
基本的に女性向けのダイニングバーで軽く飲みってカンジでした。
平日の客層を見ないと判断できませんが、足繁くは通わないかな。
あ、女性の店員さんも非常に綺麗な人ばかりなのですが、
イマイチ接客能力が低いのが難点かと。日が経てば慣れるのかな?

そんなカンジの映画の日でした。
コメント (6)
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