ここのところ毎日植木の剪定をしている。あまりに伸びすぎて見苦しいので、切り始
めたら１本では治まらず、次々と切るはめになり、機械（電動バリカン）が壊れてしま
ったので、新品を買うまでになってしまった。我が家にはたくさん植木があるので、も
うしばらく植木屋稼業となりそうだ。
以下は、自然農薬として使いやすいものをいくつか。
木酢液 炭を焼いたときに採れるものです。その臭いや成分で
いろいろな病害虫に効果があります。
５００～１０００倍の濃度でスプレーします。
＊木酢ペットボトル ペットボトルの上部に２～４センチ四方
の穴を四面に開け、木酢液を１/４ほど入れ、そこにニンニク
２～３片と唐辛子を２～３本入れます。アブラムシなどの害虫
を寄せ付けないので、作付け後早めに設置すると効果が。
ビニールハウス内や、長期間畑にある夏野菜などに使う。
ペットボトルをひもで吊るすか、屋外ではボトルの半分くらい
を土に埋めておくと風で飛ばされることがありません。
牛乳 アブラムシに効果があります。晴れた日の午前中、薄め
ずにそのまま、霧吹きで散布します。牛乳が乾燥するときに、
縮む力でアブラムシが圧縮死または窒息死します。
酢 白斑病、ウドンコ病、ナンプ病などのカビ系の病気によく
効きます。５０～１００倍に薄め、霧吹きで散布します。
唐辛子エキス 焼酎に適量の唐辛子を入れ、1 週間ほどおくと
唐辛子エキスができます。５００～１０００倍に薄め、霧吹で
散布します。害虫によく効きます。木酢液と一緒にまくと効果。
卵の殻 ネキリ虫退治に。殻を細かく砕き、種まき、定植直後
に根元に敷きつめます。
アオムシ・ヨトウムシの死骸 キャベツなどの葉に、黒くなっ
たり白くなったり、柔らかくなったりして死んでいるアオムシ
やヨトウムシは、ウイルス病でやられたものです。その死骸を
集めよくすりつぶし、水で薄める。霧吹きで。
ニーム インドセンダンともいいます。ニームは古くから樹皮
の煎じ汁が回虫の駆除薬に使われたり、葉の汁を皮膚病の外用
薬としてや、煎じてマラリヤの薬にするなど薬木として知られ
てきました。ニームに含まれるアザディラクチンという成分が、
虫の変態を阻害し、脱皮や羽化ができなくさせます。
