土木学会田中賞
葛飾区周辺は大きな橋が多いと思います。
ウォーキングがてら色々な街に出かけて行く時、どうしても川を渡らなければならないので、
ルートを作成する際は、どの橋を渡るか念頭に置いて考えなければなりません。
『男はつらいよ』で有名な柴又なんかは、川さえなければ、
ものすごく近い所でしょっちゅう遊びに行けるのに、中川橋を渡らなければならないので、
遠回りをしなければなりません。
葛飾区に越してきた当初は、それが何となく残念なことのように思えていました。
しかし、色々な橋を見ていくうちに、今はちょっと違った感想を持つようになりました。
橋に愛着を感じるようになったのです。
タモリ倶楽部(テレビ朝日・毎週金曜日24:20~24:50)の影響もあります。
(以前橋の特集を行った。)
生活に欠かせない建築物というだけでなく、ランドマーク的な存在にも最近はなっていないでしょうか。
コスト、技術、安全、景観等、様々な条件があるに違いない中で、設計者はどんな思いで設計するのでしょう。
建築物をただの建築物と見ることができなくなってきました。
大きな川に囲まれている葛飾区周辺は、むしろたくさんの橋に接することができる良い場所だとも言えるでしょう。
せっかく葛飾区に住んでいるのですから、たまに橋を見に行ってみようと思います。
そんな訳で今回は五色桜大橋(東京都足立区)を見に行きました。
五色桜大橋とは。
首都高速中央環状線の江北ジャンクションと王子北出入口の間にある橋。
荒川を渡る2層構造のニールセンローゼ橋で、上層部が内回り(板橋方面)、下層部が外回り(江北方面)となっている。
この付近の荒川堤一帯がかつて五色の桜が咲く名所だったことからこの名が付けられた。
2002年に土木学会田中賞を受賞している。
(ウィキペディアより)
ニールセンローゼ橋とは。
補剛桁とアーチ部材の双方で曲げモーメントを分担する補剛アーチ橋である。
アーチ部材と補剛桁がほぼ同程度の部材厚を持つことが外見上の特徴となる。
また、ローゼ橋にはアーチ部材と補剛桁の間に斜めに張ったケーブルを配置した形式があり、
これをニールセン・ローゼ橋(Nielsen Lohse Bridge)という。
(ウィキペディアより)
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載せてはみたものの、よく分かんない。(涙)
ちなみに
土木学会「田中賞」とは。
1966年(昭和41年)、社団法人土木学会が、橋梁・鋼構造工学での優れた業績に対して、
土木学会賞のひとつとして設けたもの。
田中賞の由来は、関東大震災後の首都の復興に際し、帝都復興院初代橋梁課長として、
隅田川にかかる永代橋や清州橋といった数々の名橋を生み出した、田中豊博士にちなむ。
(ウィキペディアより)
五色桜大橋です。
(見学に行った日は生憎の曇天。)
高速道路の橋なので、残念ながらこの橋を歩いて渡ることはできません。
江北橋から見たところ。
2階建ての橋。
やはり目を引きます。
江北橋からの眺めも良いですが、ゆっくり見るのなら、
「宮城ゆうゆう公園」のお手洗い兼展望台が良いかもしれません。
(日が落ちております。)
夜にはライトアップされ、また一味違った素敵な五色桜大橋を見ることができます。
晴天時の黄昏時だったらもっといい感じだったかもしれないと思って、
特殊効果つけちゃいました。
(特殊効果をつけていない写真)
晴れた日にでもまた来てみよう。
いい橋です。