個人の祈りの生活は、祈りの重要性と基礎知識を理解することを基盤としている。人間は、日常生活の中で、自分の欠点のために頻繁に祈る必要があり、また自分のいのちの性質の変化を遂げるために、神の言葉に関する認識を基礎として祈らなければならない。人間はそれぞれ独自の祈りの生活を確立すべきであり、神の言葉に基づいた認識を得るために祈り、神の業に関する認識を求めるために祈るべきである。自分の現況を神の前にさし出し、実際的になる必要があり、方法に気を取られてはならない。要は、真の認識を得ることと、神の言葉を実際に体験することである。霊的生活に入ることを追求する者は誰でも、様々な方法で祈ることが出来なければならない。それは、沈黙して祈ること、神の言葉の考察、神の業を知ることなどである。この的を絞った交わりの業は、正常な霊的生活に入ることを達成し、神の前における自分の状況をより良いものにし、自分のいのちにおいて更に大きな発展を遂げるためのものである。要するに、あなたが為すことは、それが神の言葉の食べ飲みであれ、黙って祈ることであれ、大声で宣言する時であれ、すべて神の言葉と業、そして、神があなたの中で獲得しようと願っていることを明瞭に理解するためのものである。さらに重要な事として、それは神が要求する基準に到達し、あなたのいのちを次の段階へと進めるためのものである。神が人々に要求する最低基準は、自分の心を神に開くことができることである。人が神に対して真心を捧げ、心の中にある本音を告げるならば、神はその人の内に働くことをよしとする。