不安神経症克服への道

昨年会社を辞めて良かったのかも

入院の準備はまだ全くやっていないが、今日は土曜日なので一日余計なことを考えずに本を読んで過ごした。ミステリーだがまとまった時間がとれたので、やっと読み終えることが出来た。

ところで昨年病気などいろいろな事情で会社を退職したのだが、SNSやら掲示板やらでいろいろ情報が入ってくる。若い優秀な人材を集めるために、新人の給料を大幅アップしたり優秀ならすぐに昇進出来ることを宣伝している。それ自体はいいことであるが、会社にお金が無限にある訳ではない。その代わりにJOB制の導入により、不採算部門を廃止して他の全く業務の異なる部署に異動させたり巧妙に40代以上の人たちのレベル(等級)を下げたりして、結果として成績ダウンさせたりして結果的に給料を合法的にカットしている。(最も優秀な人は別であるが。)更には成績が悪いとリスキルという再教育の仕組みが作られ、仕事は自分で見つけなければならないために結果的に会社を辞めざるをえない状態に追い込まれてしまう人々がいるらしい。

私も不採算部門に属していたため部門ごと異動させられ慣れない仕事を割り当てられ、今まで経験したことのない最低な成績続きで心が痛めつけられていた。ちょうどそのころ不安神経症を発病して、仕事を続けることに限界を感じて退職した。もし続けていたらどうだったであろう。リスキルに回されたら再起不能なダメージを精神に受けていたに違いない。現在薬を飲みながらであるがなんとか最低限の通常の生活が出来ているが、もし会社を続けていたらどうなっていただろう。会社を退職して良かったと心から思う。

若者でも優秀だと高給が貰える、望む職種に異動できる、本人の業績は本人の成果として評価されると言う仕組みは素晴らしい。むしろもっと早く実現して欲しかった。しかしその裏で、能力だけではなく年齢という本人がどうしようもない理由で降格減給されている人たちがいると思うとやるせない想いである。

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