不安神経症克服への道

怒りの感情で怯えが消えた?

夜は1時頃寝て4時頃に目を覚まし、7時半に起床した。珍しく途中での覚醒が一回で済んだようだ。

今日はとても腹立たしいことがあった。バスに乗ろうとSUICAをタッチしたときだった。残金不足だったために手間取ってしまっていると、後ろに並んだ老婆が罵声を浴びせてきたのだ。これは私の不注意だったし後ろの人に迷惑をかけたので素直に謝った。ところが何度も汚い言葉で怒鳴られた。確かに私も前の人が残高不足で手間取ったときは少しイライラしたこともあるので気持ちは分るが、なぜそこまで他人を怒鳴ることができるのだろうか。バスの出発時間が遅れた訳ではないし、運転手が注意した訳でもない。そういえば会社でも、些細のことで自分より立場の弱い人に対して正義を装って鬱憤晴らしのために怒鳴り散らす人がいた。私もそのターゲットにされた。それらを思うと久しぶりに怒りを感じた。怒鳴られたことに対して怯えではなく、怒りを感じたのだ。すると不思議なことにここのところずっと続いていた軽い怯えと緊張症状が消えてしまった。不思議だ。喜びなら分るが、負の感情の怒りで怯えが消えてしまうのなんて。どういうメカニズムなのだろうか。恐怖や焦りや怯えは自我が縮こまってしまうのに対し、怒りや喜びはその反対であるからなのだろうか。いや、たまたまという可能性もあるが。

いずれにしろ、今度は怒りではなく歓喜で怯えが消えてくれることを願う。

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