不安神経症克服への道

来年は社会復帰出来るだろうか

副鼻腔の痛みは処置をして頂いてからかなり軽くなった。若干不快感はあるが、もともと眼の疲労や不安神経症でも不快感を感じていたので、どれが原因なのか今ひとつ分らない。

先週は連日病院通いだったので、今週は気分転換に日曜日と月曜日はかつて好きだった趣味をなぞって少し遠出してみた。「好きだった趣味」というのは発病前にのめり込んでいたものであり、現在は嫌いになった訳ではないが薬のせいか病気のせいか興味があるのか無いのか分らない状態にある。

日曜日は隣の県まで電車でサッカー観戦に出かけた。流石に最終節とあって人出が多く、若干腕脚に怯え症状が出たが観戦には殆ど支障が無かった。結果は強豪相手に何とか引き分け。ぎりぎりJ1降格を免れた試合だったが、今ひとつ心の表面に感動が出てこなかった。しかし完全に無感動という訳でもないようだ。心の奥の方で喜んでいる自分がいる気がする。憂鬱だった気分が少し軽くなった気がした。

月曜日は紅葉もぎりぎりであるので、パートナーを誘って北鎌倉まで足を延ばした。健康だった頃は鎌倉が好きで、何度も寺や史跡をまわったものだった。しかし病気になってから混み合う鎌倉を思っただけで脚が竦んで行く気になれなかったが、ようやくその気力が生まれた。幸い月曜とあってそれほど人出も多くなく、怯え症状も起きずに済んだ。出発が遅かったために円覚時をゆっくり散策しただけだったが、紅葉が鮮やかで美しかった。

問題は今日である。特に用を入れていないので部屋の整理や年賀状の発注をしようと思っていたのだが、朝から何と無くだるくて軽い怯え症状もあり身体が動かない。結局お昼近くまで寝ていて、そこからやっと買い物に出かけた。やはり何か予定を入れている方が体調がよいようだ。

無職であるのに散財してしまい若干苦しいが、これも治療の一環であると前向きに考える。今回あちこち出かけて、少し社会復帰出来る自信がついた。今月はまだ大きな怯えや緊張の症状が出ていない。

来年は本格的に仕事でも打ち込める趣味でも見つけたい。果たして社会復帰出来るだろうか。

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