12月3日付けのブログで
我が高齢者住宅の名物夫婦として紹介したK子とH。
それぞれの症状というかキャラクターが
日を追うごとに強化している。
K子の認知症は進み
記憶障害も物盗られ妄想も、もはや手がつけられない。
しかしそれでも「パパ」と呼ぶ夫・Hへの情愛は衰えず
お取り寄せ品の宝庫と信じているらしい近くのコンビニに日参しては
決まって明太子とシラス、生ハム、刺身をどっさり買い込み
毎食、食堂のテーブルにずらりとそれらを並べる。
そして
「パパ、パパ、栄養をつけなきゃダメよ。ほら、食べて」と
Hのご飯茶碗に次々とそれらを盛る。
いったい何どんぶりか?
単体では美味なそれらも
一緒くたに白飯の上に乗せられてはゲテモノでしかない。
「もう食えないよお、なあ、お前、もういいから」
と、拒むH。
「だめよ、パパ。アナタは栄養をつけて元気にならなきゃ」
と、おかずと愛情をぐいぐい押し付けるK子。
やがて根負けし、すべてを平らげるH。
・・・・・
脊椎損傷で手足に拘縮があり
食事の際に車椅子で食堂に誘導される以外は
ずっと寝て過ごしているHであるが
彼はこの半年で何人ものヘルパーをギブアップさせるほどに体重を増やし
そして塩分の摂り過ぎからか
血尿を出すほど膀胱炎を悪化させてしまったのであった。
いい加減にしてくれ!!!
我が高齢者住宅の名物夫婦として紹介したK子とH。
それぞれの症状というかキャラクターが
日を追うごとに強化している。
K子の認知症は進み
記憶障害も物盗られ妄想も、もはや手がつけられない。
しかしそれでも「パパ」と呼ぶ夫・Hへの情愛は衰えず
お取り寄せ品の宝庫と信じているらしい近くのコンビニに日参しては
決まって明太子とシラス、生ハム、刺身をどっさり買い込み
毎食、食堂のテーブルにずらりとそれらを並べる。
そして
「パパ、パパ、栄養をつけなきゃダメよ。ほら、食べて」と
Hのご飯茶碗に次々とそれらを盛る。
いったい何どんぶりか?
単体では美味なそれらも
一緒くたに白飯の上に乗せられてはゲテモノでしかない。
「もう食えないよお、なあ、お前、もういいから」
と、拒むH。
「だめよ、パパ。アナタは栄養をつけて元気にならなきゃ」
と、おかずと愛情をぐいぐい押し付けるK子。
やがて根負けし、すべてを平らげるH。
・・・・・
脊椎損傷で手足に拘縮があり
食事の際に車椅子で食堂に誘導される以外は
ずっと寝て過ごしているHであるが
彼はこの半年で何人ものヘルパーをギブアップさせるほどに体重を増やし
そして塩分の摂り過ぎからか
血尿を出すほど膀胱炎を悪化させてしまったのであった。
いい加減にしてくれ!!!