ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

人生を楽しもう!

2019-02-24 00:06:34 | 日記
私が嫉妬するのは
見たこともないほど桁数が多い貯金を持っている人でもなく
大型犬を2頭も3頭も飼えるほど大きな家に住んでいる人でもなく
“人生を楽しんでいる人”である。

友人のNはその筆頭。
フリーの仕事も大繁盛しているのに
おととしまでは母親の介護と
父親がやっている果樹園の手伝いと
地域の交流をめいっぱい楽しんでいた。

そしてこの間久々に電話をすると
最近は本業のグラフィックデザイナーはまだ続けているが
去年生まれた孫の世話に加え
趣味の陶芸とエレクトーンにも力を入れ
陶芸では、なんと関東で賞をとったというではないか!?

こいつ~!と、思った。
負けてられるか!と、思った。

Nは2歳上の62歳。
東京から田園風景広がる実家に帰って、20年になる。

なのに、こんなにも人生を謳歌しているN。
私は彼女と会うたび、話すたび
東京で生活しているどの友人よりも
大きな刺激をもらっているのである。

さてさて、おっさんの話に移ろう。

ヤツは最近ますます楽しそうだ。
今年に入ってから、おっさんは足繁く銭湯通いをはじめている。
市内の銭湯めぐりを今年の目標に掲げ
湯めぐりスタンプ帳を携えて休みのたびに市内の銭湯へ。
あるときは電車で、あるときは徒歩30分以上もかけて
またあるときは2軒も3軒もハシゴして・・・。

だったら銭湯めぐりのブログでもはじめたら?
そんな妻の嫌味を声援と受け止めたらしく
先週から、銭湯めぐりのブログも立ち上げた。

お前の提案のせいでますます忙しくなった。
なんてボヤキながら。

おっさん、なんだか楽しそうだなあ。
10年前はガリガリに痩せて、血を吐いて
ボクはもう、あなた(女房)がいなければいきていけません!
ってくらい衰弱していたのに
いつの間にか独り立ちして人生を謳歌している。

おいおい、一人で勝手に幸せになるな。
悪夢に引きづりこんだ女房をうっかり忘れて
お前一人、幸せな人生を送る気か!?

と毒づいてみるものの
おっさんの楽しそうな顔を見ていると私も幸せになる。

不登校の息子が希望を見つけて新しい世界に飛び出していくのを
微笑ましく見つめる母親。
今の私は、そんなところだろうか。

息子にも言い続けてきたが
おっさん、人生を楽しめよ!

そんなアナタから刺激を受けて
私も負けずに人生を楽しんでやるからね。






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