①寒邪 (かんじゃ)
皆様こんにちは
寒い日が続いておりますが、体調はおかわりないでしょうか?
この寒さ、実は東洋医学では、病気の原因の一つとして考えられています!
寒さの他にも、暑さ、乾燥など、その人の外の環境から生じる、
6つの病気を「六淫(りくいん)」と言い、
今回から6回にわたってわかりやすく解説していきたいと思います!
これを知っておくと、季節の変化によって注意すべきポイントがわかります!
ー寒邪ー
毎日のこの寒さ、東洋医学では寒邪(かんじゃ)と言います
寒邪は名前の通り、寒さのことです。
冬の寒さだけではなく、冷たい冷房など、体の外からくる寒さのことをいいます。
寒邪が体に入ると、身体を冷やしてしまいます。
特に冷えるのが、体の下の方で、これは、冷たい空気が下にたまるのと同じです
そして、下にたまったこの冷えは、なかなか動かずに居座り続けます
寒邪が居座り続けると、体の様々な機能がストップしてしまい、
体全体の血や水分などの流れを悪くしてしまいます
寒いと動作が遅くなり、動きたくなくなりますよね
「停滞して、動きを止める」寒邪の性質そのものです。
体の症状としては、冷え性、肩・腰・膝の痛みなど引き起こします
寒くなると、節々が痛くなる…よくありますよね。
それ寒邪です!!
それでは、寒邪の予防、対策ですが、
ずばり「温める」です
そのまんまなのですが、
単にカイロやお風呂で体を温めるだけではなく、
・軽い運動やストレッチ、ヨガなど、体を動かして、冷えにくい体を作る!
・ショウガやカブ、ニンジン、ネギなど冬に旬を迎える食材は体を温めます。
この体を温める食材をいっぱい摂って、体の中から、温める。
をぜひ、実践してみてください
冬に旬を迎える食材は、お鍋やスープなど、今の季節にぴったりな献立になりそうですよね
適度な運動とバランスの良い食事で、寒邪を追い払ってください
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