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東洋医学の豆知識 ④暑邪

こんにちは!
7月に入り、気温も湿度も上がって厳しい季節になりましたね


今回は東洋医学の豆知識シリーズ第4弾”暑邪”についてです!

暑邪は夏に活発になる邪気です
体内に侵入すると、熱が出たり、顔が赤くなり、汗が多くなります。


夏の強い日差しによって身体にたまった余分な熱が原因で大量の汗をかくと
気(エネルギー)・血・津液(水分)のすべてを消耗し、
夏バテやひどいときには熱中症を引き起こしてしまいます

また、夏場は湿気も多いので、前回お話した”湿邪”とダブルで攻撃してきます
慢性的な疲労、食欲不振、むくみなど・・・
夏場におこりがちな不定愁訴はこの2つの邪気が関係していることが多いと言われています。


元気な赤ちゃんを宿すためにも、気・血・津液が体内を滞りなく循環することは
とても大切です


暑邪に負けずに夏をのりきるには
効果的な食べ物・ツボをご紹介したいと思います


余い分な熱を取り、必要な潤を補ってくれる
トマト・きゅうり・ズッキーニ・なす・豆腐・豚肉・キウイ・すいか

余分な熱を取り、解毒する
ゴーヤ・きゅうり・緑豆

胃腸の働きを助けてくれる
長芋・とうもろこし・枝豆・かぼちゃ・米・たこ・あじ・かつお・桃

余分な水分を排出し、むくみをとる
なす・とうもろこし・冬瓜・きゅうり・ズッキーニ・ハト麦



効果的なツボ

合谷
手の甲の親指と人差し指のつけねのくぼみ

曲池
肘を曲げたときにできるしわの外側、親指側のくぼみ






また、冷たいものを取りがちですが、水分補給もなるべく常温で、
をこころがけてくださいね


夏の暑さに負けず、元気にすごしましょう

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