こんにちは。
扇町レディースクリニック鍼灸師の花田です😀
本日は東洋医学における春に起こりやすい体の不調と、
その対策についてお話したいと思います。
2月・3月・4月は東洋医学では春と捉えます。
春は目覚めの季節です。
強い風が吹き、動植物も目覚めるように、人の体も目覚めはじめ、
不安定な時期になります。
春の季節は「肝」と関わりが深く、機能が盛んになります。
肝のはたらきは自律神経や感情のコントロール、血液の貯蔵などです。
肝のエネルギーは上昇する性質があるのですが、
春の陽気に刺激され、のぼりすぎてしまうことがあります。
そうすると、
頭痛・めまい・不眠・肌荒れ・不安感・イライラなどの情緒の乱れ
などの症状があらわれます。
さらに胃腸にも影響がでてきます。
そんな春に体調を崩さないためのポイントをお伝えいたします😉
1.呼吸法
不調が現れる際、呼吸が浅くなっていることがあります。
10から15秒かけてゆっくりと息をはき、おしりをキュっとしめ、
ゆっくりと息をすいましょう。
10回ほど繰り返してください😊
2.食べ物
シソは発散の作用がありますので、イライラしたときにとっていただくのがオススメです!取り過ぎもよくないので、肉や魚料理に加えてとるようにしてください。その他にもセロリなど香りのある食べ物やハーブティーもおすすめです。
3.朝の散歩
春眠暁を覚えず、といいますが、朝は早めに起きるのがおすすめです。
朝寝坊は体のエネルギーの動きをさまたげます。
春はとくに陽気が活発に動くので、朝はお忙しいでしょうが、
少しお時間をとってゆっくりお散歩してみてください。
4.日付が変わる前に寝る
東洋医学では、1時から3時が肝の機能回復タイムです。
この時間帯にしっかり睡眠をとることで肝の元気を保つことができます。
春は新芽の季節。エネルギーを生み出すために肝は活発になるのですが、
がんばりすぎてイライラ・鬱々とした気持ちになります。
環境が変わりお疲れも出やすい時期ですので、
適度にゆるめて、心と体を癒やす時間をつくってあげてください😊
鍼灸治療にご興味ある方はいつでもご相談ください。