遺伝のはなしでは、みなさまから寄せられることの多い相談内容をご紹介しています
今回は、ご夫婦の染色体異常についてです
なかなか妊娠しない、流産しやすい、といったご経験のあるご夫婦の中には、染色体異常をもっている方が一定の割合でいらっしゃいます。
そのため当院でも、これまでの妊娠歴や検査結果から染色体異常の可能性があると考えられる場合には、ご夫婦の染色体検査をさせていただいており、その結果を持って遺伝カウンセリングに来てくださる方が多くいらっしゃいます。
遺伝カウンセリングでは、まず検査結果について具体的にご説明し、今後の妊娠を考える上でどのような課題があるか、どのような方策をとることができるかなどを分かりやすくお伝えし、ご夫婦の希望に合う形で治療を進めていただけるよう、お手伝いしています。
染色体異常には根本的な治療法はまだありませんが、原因がはっきりすることで見通しが立てられたり、原因に合った対応を考えることができます。
「染色体検査が必要と言われたけれど、どのような検査かよく分からない」
「染色体検査を受けて正常／異常と言われたけれど、どう解釈してよいか分からない」
「染色体検査を受けた方がよいかどうか相談したい」など、
検査について気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
みなさまからのご相談をお待ちしています
