日に日に寒くなってきていますね・・・ご体調を崩しやすい時期ですので、くれぐれもお気をつけください
さて、遺伝のはなし、今回は〈遺伝カウンセリングを受けるとどうなるの?〉という疑問にお答えしたいと思います
「(赤ちゃんの病気や遺伝の検査について)知りたかったことや分からなかったことを理解できた」
「知らなかったことが多く、参考になった」
「検査を受けるかどうかを考えるために必要な情報が得られた」
「自分の考え方を整理することができた」
「夫(妻)の気持ちを知ることができた」
「妊娠・出産に向けて前進できた」
「話ができて気持ちが楽になった」
これらは、遺伝カウンセリングを受けられた方々から寄せられた感想です
・・・いかがでしょうか
患者さまの置かれている状況や抱えている悩みによって遺伝カウンセリングの内容は異なりますので、感想も人それぞれなのですが、みなさまの声から〈遺伝カウンセリングを受けるとこうなる〉をイメージしていただけるのではないかと思います
最近の相談には以下のような相談内容がありました。
☆流産を繰り返すので夫婦の染色体検査を受けたら、ご夫婦のどちらかに疾患が見つかった以後も流産を繰り返すことになるのでしょうか?
→ 疾患の説明をさせて頂き、流産が再度起こる確立、正常妊娠できる確立について説明させて頂きました。
☆クアトロテスト(母体血胎児スクリーニング)で、ダウン症の確立がやや高めという結果が出た。羊水検査を受けた方がよいのか? 羊水検査で何がわかるのか?
→年齢から胎児に疾患が生じる確立と羊水検査に関する説明をさせて頂きました。
もし、胎児に先天性疾患があった場合、どのような病気なのか、生活におけるハンディーの有無や生命力への
影響について説明をさせて頂きました。 また、社会的支援についても情報提供させて頂きました。
☆流産したので、赤ちゃんの染色体検査を行ったところ、赤ちゃんの病気がみつかりました。これは今後も繰り返すのでしょうか?
→偶発的におこる疾患であったので、次の妊娠で同じことが起こる可能性はかなり低いことや、染色体疾患の発
生するメカニズムについてお話させて頂きました。
他にも、色々とご相談をたまわっていますが、上記のような相談は比較的数が多い相談になります。
遺伝に関連することで、悩んでいること、困っていること、話したいことがあれば、ぜひ一度遺伝カウンセリングを利用してみてください
次回の遺伝カウンセリングは12月21日(土)です!
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