今朝、新番組
「ウルトラマントリガー」を観た。普通に面白かった。
最近の玩具てんこ盛りの
ウルトラマンシリーズと比べて
やや地味な始まりで
25年前の
「ウルトラマンティガ」を
思わせる神秘性が強調されて
いるようだ。
今後の展開が楽しみ。
ところでネットを観ていたら
シネマトゥデイで
本作品を手掛けている
坂本浩一監督の話が載っていた。
(略)
ウルトラマントリガーのビジュアルにもこだわりがあった。「皆さんお気づきかもしれませんが、ウルトラマントリガーは、ウルトラマン史上最も小顔なんです」と自信たっぷりに語る坂本監督は、時代と共にスーツが進化していくアメコミヒーローを参考に、ティガの神秘性を残しつつ、令和に相応しいビジュアルを追求していった。「スーパーマンなどのヒーローは、昔のイメージを保ちつつ、今風にアップデートされています。ウルトラマンでもそれができないかというのは前から感じていました。今回のトリガーに関しては、小顔かつスタイルを良く、さらに筋肉描写をうまく取り入れて、美しいボディーラインを作っています」
(以下略)
ウルトラマントリガーが小顔...。
そういえば、
(右はティガ先輩)
(ティガ先輩は後ろ)
(ティガ先輩は後ろ)
確かに小顔だ。
だが私は覚えている。「彼」の存在を
ウルトラセブンX(2007年)
彼こそ真の「小顔」のウルトラ戦士だ。
(と思う)
ウルトラマン史上と言われたら
彼だって...。
彼の活躍は深夜番組だったし
円谷プロ的には
もういない子になってしまってるのね。
そういえば
特撮ヒーローは基本「被り物」なので
「顔」どころか
頭自体が大きいキャラクターが多い。
スペクトルマン(1971年ピープロ)
彼も怪獣と戦うヒーローだが
ウルトラマンと比べると
頭は結構大きく見える。
仮面ライダー(1971年東映)
メジャーヒーローといえども
平成シリーズと比べるとやはり
頭は大きく見える。
(参考)
仮面ライダーセイバー(2020年東映)
快傑ライオン丸(1972年ピープロ)
たてがみが頭の大きさを強調して
しまっている。
スーパーロボットレッドバロン
(1973年宣弘社)
まるでデフォルメしたみたいに
まるでデフォルメしたみたいに
頭が大きい。
ロボット自体はカッコいいの
だけれど。
これなんかは比較的顔が小さいと思う。
超星艦隊セイザーX(2005年東宝)
技術の進歩か。
こうしてみると
ウルトラマントリガーは造形的にも
スタイリッシュでカッコよく
作られているのがわかる。
いつの時代でも
ヒーローはカッコよくあるべきだ。
でも70年代の無骨なデザインも
捨てがたいぞ。