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うつ病社員のもろもろの話

ゴジ逆・84ゴジ・ムック。

ゴジラ&東宝特撮OFFICIAL MOOK
vol.24

ゴジラの逆襲(1955年)
ゴジラ(1984年)

何故にこの2作は一緒になったのか、
2作とも
初代ゴジラに対して
復活(実際は別個体)をテーマとした
作品だからだろうか。

ゴジラの逆襲には
あまり思い入れはない。
初代ゴジラが公開された
1954年11月に対して
この映画は1955年3月公開。
ブームに乗じて拙速に作った感の
あるところが嫌。



ゴジラの着ぐるみも荒っぽいし
動きはちょこまかしてるし
本編も料亭の宴会シーンが
出てきたりしてSF感に乏しい。

ただ新怪獣アンギラスの登場や
芹沢博士の新兵器がない状況で
どうやってゴジラを迎え撃つのかと
いった見どころが用意され
話は面白いと思う。
結局ゴジラは
爆撃で雪山の氷の中に閉じ込められて
退治される。




ゴジラ(新)は1984年公開。
当時中学生だった私は
この久々の怪獣映画を
家族で
観にいくということになっていた。
しかし、直前で私が入院することに
なったため、幻となった。

数年後にテレビで観たが
そういう意味で思い入れはあるが
その後
DVDで観たのは極最近。

今観ると
それなりに面白い。
国家元首である内閣総理大臣が
米ソの核攻撃を迫られて非核三原則を
持ち出すといったシリアスなシーン。
日本沈没のようなパニック映画の
ような作りになっている。

ゴジラが核エネルギーを吸収、
口から吐く熱線は光線のようで
あるなど、その後の平成シリーズの
原型のようである。

最期は三原山の火口に追い込むのだが
氷漬けにされた逆襲ゴジラと同様、
倒すことのできない存在であること
から生まれた対処法なのか。

2作とも
あまり注目されない地味な映画だが
観る価値はあるだろう。

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