自然な流れの中で刻が過ぎていけば＜♯12＞

■大涌谷
早朝は少し日が射していたのですが、それ以降は、厚い雲が空一面にあり西の山も東の山も見えず諦めていました。ところが、夕方になってやっと大涌谷が顔を出してくれました。
蒸気は、ご覧のように中央に見えます。
　　　

●夕方４時過ぎまで諦めていました。４時半を過ぎた頃、フッと気になって確認したら、なんと見えるではありませんか。何か嬉しくなってカメラに納めました。


■「クズ」
「クズ」は、奈良県の吉野川上流の国栖（くず）が、クズの塊根から取った葛粉の産地であったことより付いた和名です。
　　　　　　　
●１０ｍほどの高さの木の上にまで這い上がってまとわりついて咲いています。この｢クズ」の根元の太さは直径が７㎝ほどもあります。

●穂状花序が立ち上がり、濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせます。葛の花穂は下から上へと咲いていきます。
　　　　　　　　　

●花が終わってしばらくすると、画像のような｢実」が、蔓に無数に垂れ下がります。これを見れば、｢クズ」はマメ科だと納得しますね。
　　　　


■「あーした天気になーれ！」
富士山が見えるといいですね。