酒呑みの正しい生活

炙り漬け

さて、豚のバラ肉と同時に手に入れた激安マグロ。

激安と言えどもマグロ。
たった1切れのサクですが、これをもう少し美味しく食べてみようと思います。


まずはマグロの塩水処理。

もうこの手法は当ブログではお馴染みになりましたね。
マグロに軽く当て塩をします。
当て塩とは味が付かない程度の振り塩のことです。

このまま15分から30分放置すると、魚の表面が汗をかき始めますよ。
出て来た汗が余分な水分と、魚が持つ臭み成分。


待っている間に出汁を引きます。

今回はマグロを漬け(づけ)に仕上げますよ。
漬けとは刺し身などを調味液に浸して味を吸わせたもの。
最近では回転寿司などに行くと定番になっていますね。

味の決め手は漬けダレしだい。
丁寧な昆布出汁で魚に旨味を吸わせますよ。


続いて用意するのが立て塩。

立て塩とは海水濃度と同等の塩を含んだお水。
これを使って魚の表面を洗い流します。

魚を洗う時に立て塩を使う事で、洗った後の魚の身がぶよぶよになりません。
最後に立て塩で処理するので、塩水処理って言うんですね。

さっと洗ったら、表面の水分を全て拭き取ります。
このまま脱水シートに包めば熟成処理となりますが、この日はここから更にひと手間。


出汁に塩と醤油とみりんで味付け。

漬け汁が完成しました。


そして塩水処理が終わった魚の表面をバーナーで炙ります。

全体を炙るのでは無く、炙るのは1面だけね。


こんな感じ。

手抜き作業のせいで、まな板少し焦がしました。凹


炙ったサクを漬けダレにどぼ~ん。

このまま半日から1日漬け込みます。


完成品がこちら。

マグロの炙り漬けです。


横から見るとこんな感じ。

炙りと漬けの良いところ取りですね。

ところで、みなさん、このマグロの価格覚えてます?
今回のマグロは338円。

お宝発見と喜ぶ気持ちを、少しはご理解頂けたでしょうか。



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コメント一覧

okamotokun
@nakano7920 しますします。
けれどnakano7920さんの妹さんのところのカンパチは、本当に脂が載っていますからねぇ。
漬けにするにしても、ひと工夫しないとタレが入って行かないだろうなぁ。
そんな事を考えるとワクワクしますね。^^
nakano7920
今年はカンパチを貰う予定なのでツケダレしてみますか?😅
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