リチャード(下)はとても繊細なオカリナ。私の息の微かな違いも表現でき、その分適当に吹くことはできない子です。
ジョージ(上)は、力強い、ハスキーなオカリナ。R&Bのイメージです。とにかく息がたくさんいる。
買ってすぐは、リチャードは、美しく伸びやかな高音が出る反面、低音が全く安定しなくて、最低音のAが下がりきらなくて苦労しました。
ジョージは逆に、低音は安定しているけど、高音の、E、Fは半音ずつ下がる感じ。
でも吹きこんでいるうちに、音程もだんだん安定してきました。
よく、通販サイトのレビューで「音痴のオカリナ」というのを見るのですが、絶対とは言い切れないけど、まだまだ馴染んでない状態では、音程が掴みきれてないというのもあると思います。
その点、POPOROのミントやゾラは音程は安定していて、吹きやすいです。
ただ、表現力は試される感じ。優等生なだけに、個性を出すのは難しいです。
楽器に名前をつけるのは、楽器って個体差があるから、それぞれと向き合って、付き合っていきたいと思うから。
どの子もオンリーワンです。