この季節になると、O.ヘンリの名作、「最後のひと葉」を思い出します。
先日(児童書ですが)読み直してみたら、O.ヘンリの言葉の使い方に、感嘆しました。物語の筋だけでなく、場面描写まで繊細で美しい小説だと思います。
でも、もう一つの名作、太田裕美さんの「最後の一葉」も、この季節になると、口ずさんでしまいます。
プロットはO.ヘンリのものですが、「街中を秋のクレヨンが、足早に染め上げてます」という表現が、いかにも松本隆さんらしい。
そして、あの、筒美京平さんの曲がこの歌を不変のものにしています。
彼がこの世を去って一か月。
まだ、思い出すと涙が出ます。
ハローグッバイ
ありがとう青春