6月に始めたテラリウムのその後について。
前記事はこちら。小さな地球テラリウムを作ってみた
結論から申し上げますと、気温上昇による絶滅が起きました。
最初は唯一の生物に見えたダンゴムシが増え、謎のカタツムリの赤ちゃんや蛾が現れ、ついにはカナブンの幼虫のような大きめの生物も現れて賑やかになってきた8月の中旬。
たった1日で様子が激変しました。
カナブンらしき何かの甲虫の幼虫は動かなくなり、黒くなっていきました。
ダンゴムシはひっくり返って他の生物は姿が見えなくなりました。
びっしり生えていた苔は枯れていき、緑が広がっていた表面は土の色に変わっていきました。
35度前後の高温になった日に窓際の直射日光を浴び、温室効果でかなり気温が上がったのではないかと考えられます。
この世界の神様として、申し訳ないことをしてしまった。
それから3週間ほど、直射日光を避けて毎日観察を続けていたところ何かの植物がひょろっと生えてきました!
それまでずっと開けずに外から見守ってきましたが、ふたを開けて仔細に観察をしてみると「死」はあまり感じられない。
むしろ、これからまた新しい環境下で世界が始まるような感じがしています。
ちなみに、匂いは土の匂いそのもの。
これまで地球上では何度も気温の変化による種の絶滅が繰り返されてきたと言います。
大きなときは80%もの種が絶滅したのだとか。
それでも新しい生命が誕生し、今の豊かな世界が存在する。
地球全体が絶滅してしまうような「環境」に人間がしてしまうことは避けたいものですね。
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