小さな地球と呼ばれる「テラリウム」をつくってみた。
これは蓋を閉じた瓶の中に地球の生態系を再現するという試み。
6月に作ってからそろそろ2か月。
毎日いろんな変化が起きていて、観察するのが毎日の楽しみになっている。
「テラリウム」をネットで検索すると、松本哲夫さんという方のnoteに良くまとまっていたのでご紹介させていただきます。
きっかけは、「わがコト わがトコ 自分たちの未来ソウゾウゼミ」というオンラインのワークショップの課題で出たこと。
タイトルの通り、自分たちの未来を作っていくために必要な知恵を学ぶこのゼミでは持続可能ってなんだろうということを考えています。このテラリウムからは地球の持っている素晴らしい循環システムを感じることができました。
小さな地球の作り方は、まず瓶の底に小石を敷き詰め、続いて浄化槽となる砕いた炭をいれ、そして土を敷き詰めます。
土には分解者となるミミズを入れておき、最後に植物を植えて出来上がりという簡単なもの。
私はこれを聞いて別のことを考えました。
すでにある地球の生態系が完璧なら、その一部を切り取っても完璧な循環ができるんじゃないか。
そう思って、金光寺山でよさげなところを探し、スコップでザクっと救ったものをそのまま入れてきました。
この小さな地球には、偶然入ってしまったダンゴムシが唯一の住人です。
植物は苔類を中心に草も生えています。
観察を続けていると、上の写真のように瓶の中にびっしり水滴がついている日があります。
この日はきっと小さな地球では雨が降っているのでしょう。
草は伸び続けましたが、瓶のふたという天井までしか伸びることができません。
そしてダンゴムシは、2か月が経過しようとしている今でも何かを食べて生きています。
さらに、いつのまにかごく小さな蛾のようなものと、カタツムリの赤ちゃんのようなものが誕生して動き回っています。
この世界の創造主になったつもりで毎日眺めていますが、やったことと言えばスコップですくっただけ。
やっぱり「地球」は切り取っても「地球」でした。
すごいぞ、地球!
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