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昨日、網干区新在家の網干商店街にある片岡家において、新在家に在住する熊谷親子による琵琶の弾き語りがあった。
片岡家は、江戸時代龍野藩南組大庄屋をしていた家で、元禄15年(1702)に建築された姫路でも古い町屋である。
網干商店街の土曜夜店とタイアップした形で、去年に引き続き今年で2回目。
クーラーもなく、団扇片手に聞かせて頂いた琵琶の音は、片岡家だけが江戸時代にタイムスリップした錯覚さえ与えてくれた。
最初に、主催者を代表して谷口からお二方の説明があり、熊谷章香さんが「都落ち」をそのあと、熊谷櫻香さんが「安達が原」の弾き語りがあった。
今年は、下の写真でわかるようにパンフレットもあるので説明ははぶきくが、「安達が原」の内容が怪談風だったので、調べてみると二本松市のHPの中に安達ケ原物語りが掲載されていた。
18日の土曜日も午後19時30分から別の題目で弾き語りがある。
弾き語りは二人で1時間もないくらいだが、あっという間に過ぎた。
終ったあと、皆で冷たいスイカを頂いた。
三味線の音には結構なじみがあったのですが
全く違う、独特の哀愁をおびた音色でした。
一ノ谷の熊谷の場面は、中学の時に暗唱させられた思い出があります。
一瞬、語りの中に引き込まれていました。
素敵な時間をありがとうございました。
舞台が片岡家というのもピッタリでした。
今年はシマさんの飾りがよかったですね。
ありがとうございました。
今回は平家物語と鬼・妖怪のお話をひとつずつ
2回にわたって演奏させていただきましたが
みなさま、お楽しみいただけたでしょうか。
片岡家の雰囲気が弾き語りという琵琶独特の
奏法にとてもあっていて、情緒があり
奏者としましても、大変ありがたい機会で
ありました。
ご協力いただいた皆様、ならびに、聴きに
きてくださった皆様に御礼申し上げます。
とともに。今後さらに精進し、より多くの
物語をみなさまとともにたのしめたらいいなぁ~。と思っております。
熊谷章香
去年の夏に片岡家で始めてお聞きした時に、「これは少しでも皆さんに知ってもらわないといけない。」と思い記事を書いてから早一年です。
琵琶の弾き語りは片岡家での催しものとしてはピッタリです。
加藤家でもいい感じでしたね。
今年の2回目の演奏会では片岡家の中に入られた方が少なかったようですが、外でたくさんの方が耳を傾けておられたと後で聞きました。
スタッフである私の気が行き届かなかった事を反省しております。
来年も同じように土曜夜店での演奏が実現するならば、影ながらもう少しがんばらねばと思っていたところです。
又演奏予定等お聞かせ下さい。
スイカがお嫌いであるのが残念ですね。