オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

倉敷国際トライアスロンに行って来ました。

2016-09-11 19:57:40 | トライアスロン挑戦記

こんにちは

展示会情報をちょっとお休みして、9月11日に開催されました「倉敷国際トライアスロン」の模様をお伝えします。


トライアスロンは前日受付
メイン会場となる「児島ボートレース場」

ボートレース場を挟んだ道向かいの駐車場がトラジションとなります。


ボートレース場で泳ぎます。


初心者向けの講習会で不安や疑問を覗きます。
前日受付をした後、初めての人はバイクコースの下見が義務となります。


屋台には地元の特産品が並んでいます。


開会式の後、競技説明会


そして炭水化物の摂取と参加者の親睦を深めるカーボパーティーが行われます。
店長はお仕事の為ここで退散いたします。

そして大会当日
健康状態のチェックシートを提出して計測センサーを貰い、その後トラジションにバイクとランの道具配置に向かいます。
マナーに厳しいトライアスロン、所定の位置にセッティングするのはもちろん、支給された籠から
用品をはみ出しておくとペナルティを課せられます。
用便等を済ませトラジションもしくはマイカーにてウェットスーツに着替えスイムチェックに向かいます。
ここを一度通るともう退出できません。
一度海に慣れておくため軽く泳ぎに向かいます。
海に入ったらまずウェットスーツの中に海水を入れます。
水圧による胸部圧迫を防ぐためです。
実は店長、ウェットスーツを着て海に入るのは初めてです。
本来なら前もって海で練習をするべきなのですが、時間が取れずぶっつけ本番となりました。
ウェットスーツも前日の夜に初めて袖を通したのですが、とにかく胸部が圧迫されて
着ているだけで呼吸が苦しいのです。
知人にサイズがあっているか確認した所、問題なしと言われたので安心して向かいました。
そして入水して軽く泳ぎで見るのですが胸が圧迫されて呼吸が苦しい・・・
運動開始してしばらくは心拍が上がりっぱなしになる店長・・・
それも加えてとにかく息が出来ない・・・
確かにウェットは浮くのですが気を抜くと沈みだす・・・
進むべき進路は遥か彼方・・・
すでにパニックになっているのか泳ぎ方も忘れてしまっている・・・
命の危険を感じてライフセイバーのボートにしがみつきます。
呼吸を整えて何とか待機所に戻ります。
「これは頑張ってどうにかなるレベルではない・・・」
そう判断してスタート前に棄権を決意しました。
オフィシャルの審判に棄権を告げ、無様に会場を後にします。
オフィシャルの方々が「無理と判断して棄権するのはとても勇気のいる事です。」と
励ましてくださいました。
着替えを済まし「このまま帰るのはもったいない」、「次回参加した時の為に何か掴んで帰ろう」と思い、他の参加者さんの応援をします。



第1ウェーブから3分おきにスタートです。
先発がスタートしたら次のグループがスタートラインに並びます。


一斉にスタート
水を掻く腕や足がぶつかり合う、いわゆる「バトル」が起きます。
本来なら店長、ここにいなければいけません。


1.5キロの距離を速い人はスイスイと泳いで行きます。


泳ぎ切ったらウェットスートを脱ぎバイクに乗り換えです。
自転車を押して走り、赤いラインを越えてからバイクにまたがります。


オフィシャル審判員が注意喚起及びチェックをします。


バイクを終えた選手はラックにバイクを置きに
そしてランに移行します。
ヘルメットなどはラックにバイクを置くまで脱いではいけません。


バイクを押して走るのもテクニックが要ります。
速い選手は猛スピードで片手でバイクを押して走り抜けます。
しかも裸足でアスファルトを駆け抜けるので、足裏を鍛えていないとかなり痛いと思います。


そして最後の直線
ゴールまであと少し
ゴール直前で家族や恋人などと同伴ゴールできます。
感動の瞬間です。

 

店長、初トラデビューは散々な結果となりました。
もちろん原因は「練習が出来ていなかった」これに尽きます。
「ウェットで浮くから大丈夫」と皆さん励ましてくれましたが、やはりある程度の距離が泳げる人でないと
ウェットがあっても泳げません。
練習不足・準備不足が招いた当然の結果です。

棄権後、観戦している間は針のむしろでした。
知人から「なんで観戦しているの?」と思われることよりも、フラフラになりながらも完走目指して頑張っている方々の
姿を見る度に「自分は何であの場所にいないんだ」という悔しさがこみあげてくるのです。
何もできずに終わる・・・
辛い所ですが積み重ねた練習がすべての世界。
完走されたすべての皆様に尊敬の念をもって、次回参加時には完走を目指します。
参加の皆様及び審判員の皆様、暖かくおもてなしてくれたボランティアの皆さんお疲れ様でした。
私は散々でしたが大会はとても素晴らしい物でした。
皆様の努力の賜物だと思います。
このような素晴らしい大会に、次回参加できるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

※ドクターヘリが出動していたようです。
倒れた方の回復をお祈りいたしております。

コメント
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