外装カンパニョーロEPS

皆さんこんにちは！
今回はなかなかお目にかかれない電子式コンポーネントカンパニョーロEPS、スーパーレコードをデローザキング3RSに外装で組み付けです。
本来EPSは内装にしないといけませんが理論上は外装も可能です。
（この場合は製品保証が聞かないので注意）
ちなみに国内でEPSを取り扱えるのはカンパニョーロジャパンで講習を受講したショップしか取り扱いできません。
私は以前、務めていたショップで欠かさず受講していたので取り扱いできます。（エッヘン）

完成全体図、ガラスコートをしていることもありデローザの美しさがひときわ輝いて見えます。

リアディレイラーのワイヤー処理、目立たないようにきれいに取り付けれました。

フロントディレイラーは直付けなのでバンドが必要です。
バンドはシマノ７９００用を使用しています。
シマニョーロですね。

ワイヤーを通すのが難しいチネリのラム2
EPSの端子はラム2の中を通せないのでハンドル下にシマノの電動アルテ用のテープを流用して這わせています。
ここもシマニョーロです。

EPSのバッテリー（この中に制御システムも入っている）周りは配線が集中するのでキレイに処理するのに苦労した場所です。

こちらも苦労した場所でデローザキング3RSはダウンチューブが特殊な形状をしているので
EPSのバッテリーステーがそのままでは付きません。
ボトルゲージスペーサーを使って問題解決。

ハンドルを切った時に断線しないようにしつつ、見た目を悪くしない長さで調整。

ダウンチューブ下、デローザキング3RSにはワイヤーを通す大きな穴が開いているのでそこに収納、落ちてこないようにタイラップで最小限の固定。

EPSの端子つなぎ目部分がどうしても露出してしまう場所がありました。
防水性能は抜群なのでそのままでも問題ありませんが、念のため電線用防水融着テープで補強しています。

あとは変則調整して完成です。（調整はすごく簡単！）

動かしてみた感想はすごく滑らかでクイックに反応していました。
多段一気変速も気持ちよく、精度も文句なしの高さです。
唯一の欠点は高価であること、FDのトリムが若干遅いことですね。

カンパは電子式だけでなく機械式もかなり出来が良いですよ！
カンパに興味がある方は当店でしっかりと組み付けしますので安心してお任せください！！
オリーブサイクルはカンパニョーロにも力を入れています！！！
ご相談お待ちしています。