サンフレッチェ尾道！

この土日は大阪オープン選手権大会2011がなみはやドームサブアリーナで開催されました。

尾道からは
オムセック(友香・昌吾・寛太)
オムセックレディース(ゆっこ・ちかえ・あい)
が出場しました。

６人２レグで出場したのですが，まさかの男女比２：４！
なかなか珍しい団体だと思います。

予選リーグは引き分けありの総当たり戦で，勝ち点を基準に１位のみ決勝トーナメントに進めます。

オムセックは伝統ある大山と亜細亜大学４年生チームと同じリーグに入り,良い意味で自分達を出して
プレーできたと思います。

初戦は亜大と対戦しました。
大会の初戦はいつもガチゴチだったりするんだけど，今回は違った。
３人とも普段通り，むしろベストな状態での試合だったこともあり，１セット目は21-16で取ることができました。
しかし，２セット目は相手チームも調子を上げてきたこともあり19-21でおとしてしまい，結果ドロー。

２試合目の対大山戦では，１セット目はとられ，２セット目はとりこれまたドロー。

しかし，大山が亜大に勝っていたため，勝ち点４。尾道は２。亜大は１。

よって大山が１位通過で決勝トーナメントに進出しました。

オムセックレディースは初の大会で緊張しながらも善戦しましたが，予選３位で敗退。

レディースのスコアとかあまり観ていなかったので，詳しくは本人達に聞いてください。

このブログでは，試合結果を伝えたいわけじゃなくて，次に進むためにどうするのかということを伝えたいんです。

オレは今回，寛太郎と前田と組めて本当に良かったと思っています。

大会に向けて今までで一番長くレグとしての練習ができました。毎回の練習はさることながら，寛太郎が
設定してくれた土曜朝の大学での自主練には，約束したわけでもないのに，練習に行くと必ず３人が集まりました。

３人だけで練習したこともあったよね。

そんな過程があったからこその試合内容だったと思っています。
悔しさもあるけど，達成感も残る最高の試合でした。

交流戦で日体３年生にストレート負けしたのは，オレの調子が乗り切らなかったためでしょう。
前田はいつになくどこからでもアタックを打ってくれたし，オレのレシミスも寛太郎がナイストスに変えてくれた。
かみ合わなかったのはオレだったね。ごめん。
２セット目，先が見えてき始めると，「まだ３人で戦いたい。タイブレイクまで戦って勝ちたい。」って気持ちや，
３人で練習してきたことなんかが頭をよぎり，情けないことに震えちまったよ。

勝ちたいって気持ちは確かにあったけど，そっちばかり大きくて，試合に集中できなかったんだろうな。
結果，２セット目取られ負け。

大会通してトータル１敗２分け。

冴えんね。

試合後，色んなこと考えるとなんだか涙が出てきちまったぜ。
あーあ！バカオレ！
でもこれがあるからセパやめられねーよ。

今回尾道のユニフォームは広島県ということもあり，サンフレッチェ広島のカラーをベースにしました。

サンフレッチェってなんかいいよね。熱いよ。
きっと語源は
サン(山陽とか太陽)
フレッチェ(フレッシュ・新鮮)
とかって意味なんだろうなぁ。

と思って調べてみたら違ってた！
サン(漢数字の三)
フレッチェ(イタリア語で「矢」の複数名詞)

そう！つまり広島県の智将，毛利元就の『３本の矢』の故事に由来する名前なんだそうです。
「１本じゃ折れてしまう矢でも３本あれば簡単には折れない」

感動するでしょ！まさにセパじゃん！

大丈夫。大丈夫。自分がダメでもきっと周りが支えてくれる。助けてくれる。

「大丈夫」って漢字の中には人って字が３つ出てくるでしょ。
何かつらいことがあっても，家族でもいい。友達でもいい。恋人でもいい。
周りに３人話せる人がいたら，その人は大丈夫なんだって。

たくさんの人に支えられている泉は幸せだと思いました。

そしてたくさんの人を支えられる泉になりたいとも思いました。

結果は結果で受け止める。そうなった結果を外に求めるのではなく，自分の内に求める。

それで辛くなっても大丈夫。きっと周りが支えてくれる。

人のせいにしちゃあいけない。環境のせいにしちゃあいけない。

自分が変われ。そして環境を変えろ。

帰宅後，試験の結果通知にその日２度目の涙を流しました。

でもいいんだ。オレの中にはまだ情熱があるから。
受け止める。

燃え尽きてる情熱なら涙なんか流れないんだよ！

泣けばいいんだ！泣いて次につなげよーぜ！