45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

淡色コーデのアクセントに色落ちデニムを使う着こなし

2013-07-15 10:32:31 | ライトベージュジャケットの着こなし
少し季節外れの話題で恐縮ですが、春夏物の重ね着です。インナーに着たグレーのTシャツに白パンツ。グレーにグラフィックプリントがあればこれだけで近所の散歩くらいはOKですが、そこに明るい色のGジャンを着る。白・グレー・明るい色落ちデニム。これは定番コーデの一つといっていいでしょう。ジージャンをデニムシャツやダンガリーシャツに変えて白パンをオフホワイトチノに変え、インナーに白シャツを着るのもいいでしょう。ここではアウターの色を意識して白パンを穿いています。
その上に薄いコート(左はコート風デザインの着丈の長いジャケット)を羽織る。
高原リゾートとか北欧の旅行とかでもない限り今の時期必要のないコーデかもしれませんが5月上旬や9月下旬以降になれば結構重宝するコーデだと思います。
濃色ジャケットにあわせるのはよく見かけるジージャンコーデですが、単色の中でアクセントに使うのは珍しいですね。難しくて敬遠しがちな淡色の重ね着。色落ちデニムの使い方を知っておくと役にたつかもしれません。


ベージュのポプリンジャケットにアロハを合わせる

2013-06-24 01:01:07 | ライトベージュジャケットの着こなし
ベージュのポプリン地のジャケット、テーラードでもかなりワークテイストな一着、もちろんM65調やサファリ風ジャケットでもいいです。前回と同じくパンツは黒の綿パンで、インナーにヤシの木模様のアロハシャツ。
これは、前回のグレーボーダーからの発展系。
これはなかなか斬新なコーデです。インナーがモノクロ模様なら万全ですが、そこまでそろったアイテムは探すのは困難。すこし地味めのベージュを含んだアロハ柄ならそれなりに納まる感じです。
 6月下旬にアロハシャツ一枚で近所を散歩するのは、さすがに気が退けるという場合、パンツを黒の綿パンにして落ち着かせ上に軽いジャケットを羽織る。
なんだかちょっとレトロな雰囲気。一歩間違うとやくざ映画のチンピラさん御用達の雰囲気になりかねない危なさが、なかなか面白いと思うのです。
 ジャケットとパンツは前回と同じ。インナーはハワイで買ったアロハ。白Tやデニムパンツとあわせていたときのベージュジャケットの作業着っぽさが完全に消えてしまうのが不思議です。

服飾は、用の美であると同時に礼の美でもあります。しかしオフの休日、誰ともあわない一日は自分のアイデアの着こなしを試みる好機。服で遊ぶことで気持ちも解放されると思います。ジージャンでもアロハでも自分が気に入って買ってきて少しも袖を通すことのない服は、
いろいろ組み合わせ着てみることで思わぬ発見があります。お試しを。

ベージュジャケットに暗色パンツをあわせて夏向きに着る

2013-06-23 03:53:29 | ライトベージュジャケットの着こなし
明るいベージュのジャケットを初夏に着る機会が少ないのは、いつもパンツに暗い色をあわせてきたからではないでしょうか。実際に、ライトベージュコットンジャケットに、グレーストライプシャツ、黒の綿パンというコーデは初秋の爽やかな着こなしの代表例のような感じ。
それでは、ジャケットをポプリンの薄手のものにして、インナーはストライプのポロ。パンツをリネンの黒か薄手のコットンに。つまり素材を全部軽やかにしたら雰囲気が変わります。
上下の濃淡の差がくっきり出ますから「ジャケットを着たな」という雰囲気が強く出ますから、普段着の雰囲気ではなく「お出かけ」の着こなしになります。
インナーのポロを黒と白のボーダーTにすれば近所の散歩着の雰囲気になります。
ポプリンの薄手のベージュのジャケット。これはショップで見つけて試着してみてサイズがあったりするとつい買ってしまいますが、普段着こなすにはなかなかの難物。ショップのコーデは優しい色あいを強調したものだったりしますが、いざ家で組合せを考えると、ワークウエアっぽくなってしまうことが多いです。
パンツをデニムから綿パンに替えてシャツにストライプを取り入れることでベージュのワークウエアっぽさが消えます。
全身が濃淡で二分されますからどちらかというと背の高い人のほうが似合うコーデかもしれません。シャツはタックインしてウエストラインを高く見せる方が下半身が長く見えるかもしれません。
ジャケット MUJI 白地にグレーボーダーのボタンダウンポロ トゥモローランド パンツ ユニクロ コットンスキニ―パンツ

ライトベージュのワークジャケットの着こなしの幅を広げる

2013-06-21 07:11:05 | ライトベージュジャケットの着こなし
同じ色合いの違ったデザインの服をたくさん持つより、気に入った服の違った着こなしを覚える方が得だと思います。
着こなしは、その服に新たな表情を与えます。服はコーデを変えることで様々な表情をみせてくれます。
ブルーデニムに赤白ギンガムチェック。これは米国映画の子供服の定番のようなコーデ。ノーマンロックウエルのイラストにもよく出てきます。しかし、オジサンが赤のギンガムチェックのシャツなど持っていないということもあります。雑誌のコーデを参考に手持ちの服から近いものを選びます。
出てきたのはユニクロのピンクと薄いネイビーのチェックのシャツ。それに前回と同じWNWのジャケットとDIESELのデニム。インナーはクワトロッチの白Tシャツです。
ここまで来ると、デニムがもう少し青みの濃いものがほしくなりますね。梅雨時の少し肌寒い日の散歩着に。

ライトベージュのツィール地のジャケットにボーダーTの着こなし

2013-06-20 17:56:18 | ライトベージュジャケットの着こなし
ジャケットでもブルゾンでも、「ライトベージュ」のコットンツイールやサテンの服は結構着こなしに苦労するものです。白を交えた色数をしぼった配色にすればうまくいきます。
 なかでも一番しっくりくる着こなしがこれ。白とブルーのボーダーTに色落ちデニム。この組み合わせはメモして壁に貼っておきたいくらいよく使う。
 なのにいざという時、間違って濃い色デニムを穿いてみたりグレーや茶系の服とあわせようとして思い切り地味にしてしまうことが多いです。
 雑誌の写真はボートネックのバスクシャツ。ネイビーが少なく白が多めの柄の方がジャケットが綺麗に見えます。デニムは少しだけ濃いめの色落ち具合のものが上下のバランスがいいようです。
 私の写真のジャケットは今年買った、WNW(アーバンリサーチ)というワークウエアテイストの不思議な服。中に着たTシャツはトゥモローランドのボーダーT。毎年夏になると出てきてもう5年以上活躍しています。
ジーンズはいつもと同じDIESELのVIKER。一番色落ち加工がされていて穿き込んだ雰囲気のもの。6月の週末は大抵こんな格好で気軽に過ごせそうですね。

ライトベージュのミューミューのコート風ジャケットをヴィトンの製品染めTシャツに合わせる

2013-06-18 01:00:53 | ライトベージュジャケットの着こなし
プラダの姉妹ブランドにミューミューがあります。エストネーションで扱っているブランドですが柔らかい素材のコットンジャケットを探していて海外旅行用に着ようと思ったのですが、あまりに優しい素材感にスーツケースに詰め込むのが可愛そうで、その時は留守番でした。このライトベージュのジャケットはハーフコートのような作りで、袖のストラップやポケットの仕立て、長めの着丈もやはりコートを羽織るみたいに気軽に羽織るようにできているようです。
パープルのTシャツは一昨年の春にヴィトンのショップでみつけたもので製品染めの顔料が浮いた、ヴィトンにしてはめずらしいラフなつくりの品物でした。右のグラビアのようにライトベージュとパープルが心地よく調和し、パンツの白がそれを引き締める。夏のコットンジャケットの着こなしの典型のような優雅な色あいです。本当はスペインのマラガの海岸を眺めバールでカバを一杯といきたいとこですが、現実は近所のスペインバールで飛び跳ねるオリーブオイルを気にしながらエビをつまむなんて感じでしょうか。


ライトベージュジャケットにリジッドデニムのコーデ

2013-05-16 12:48:54 | ライトベージュジャケットの着こなし
 ライトベージュジャケットをシンプルに着こなすには、暗色のパンツと合わせるのがいいですが、黒の綿パンというコーデは「オバサンコーデ」だと申し上げました。雑誌でもあまり見かけないですし、街でみかけると年配の方だというケースが多い。白のブロードシャツにあわせると地味すぎる感じになります。その理由は黒パンツでは茶の靴があわせにくい。シャツは白地にベージュのピンストライプくらいの柄をいれたいのに黒と白では「まじめさ」が強く出すぎます。
 黒パン、白シャツにするならジャケットは「キャメル」。これはいずれキャメルジャケットで解説いたしますが、明るいベージュには黒はバランスが悪いと私は思います。
 そこでリジッドデニム。これなら遠目に黒っぽいし近くでは濃紺の色味があって若々しさが出るのではないでしょうか。

 もっとラフに着こなすにはインナーをグレーのTシャツにする。明度と彩度のバランスは丁度いいですがかなりシックなイメージになります。各アイテムの質感に気を付けてよいものを選んでくみあわせないと、手抜きコーデにみられかねませんのでお気を付けください。休日の散歩着として気軽にジャケットを羽織る習慣をつけるのにリジッドデニムとのコーデは楽でよろしいかと存じます。

この二つのコーデ、同じライトベージュのジャケットでもUOMOとSafariの求めるテイストの違いがはっきり分かれていて面白いですね。


さて、ライトベージュジャケットの着こなしのまとめです。

ライトベージュジャケットとデニムパンツのコーディネイト

2013-05-15 00:00:02 | ライトベージュジャケットの着こなし
ライトベージュのジャケットを色落ちデニムに合わせるのは、かなりの着こなし上級者だとおもいます。というのは、ライトベージュも、色落ちデニムもワークウエアの雰囲気満載で、なかなか清潔感を表現するのが難しいからではないでしょうか。
 まず、かなり色落ちが進んだ、ダメージドデニム。これに薄手のナイロン素材のスプリングコートをジャケット代わりに羽織るコーデ。インナーのシャツは麺麻の白地にブルーのウィンドーペーン。デニムが清潔感のある色落ちがポイント。慎重に色数を厳選しベルトを黒、靴をネイビーでしめているところが秀逸。シャツをタックインしている点にも注目。もともとラフなカラーと素材だけに「きちんと着る」ことでお洒落感が出てきます。言うまでもなく一つ一つのアイテムは決して安いものではなさそうです。と脅かしてすみません、オジサンももっと気軽にコートをジャケットがわりに羽織ると、着こなしの幅がひろがります。こういうパステルカラーのコーデは、まず犬の散歩あたりから気軽にトライしてみるといいかもしれません。


 次が、ライトベージュのジャケット。製品染めを施したイタリア製のもので独特の質感があります。それを明るめのブルーデニムと白シャツで着こなす。白シャツにライトベージュのジャケットで何か首回りが物足りない感じがしたら襟を立てて着るというのが常套手段になりつつあります。襟裏に柄を施したジャケットもあるくらい、襟立てはひそかに浸透中。オジサンが真似るのははばかられるかもしれないですが、首の短さをものともせずに襟を立ててみるのも一興。
というくらいに、気取らない着こなしなのだと思います。それにしても綺麗な質感のジャケットですね。ライトベージュの明るさが低くなるほど素材の風合いは際立ちます。やはりデニムに合わせるライトベージュは「ワークウエア」の雰囲気をとは違ったものを選びたいですね。それはなにも高級素材や加工という意味ではなく、襟がピークドラペルになっていたり、着丈が短めだったりというデザインの面でも大きく違ってくると思います。
 さて、ここでもシャツをタックインして着ています。それもきれいなブロード地のシャツです。これが白Tでタックアウトで着たら、ちょっとだらしない普通の労働着に見えてしまうのではないでしょうか。
 で、こういう格好をいつするか・・ですが、休日の量販店の買い物につきあうときとか友人宅の訪問。たまの帰省とかで試してみたらいいです。

 
 ライトベージュのジャケットに白いポロシャツを着て、パンツは黒の綿パンというオジサンがよく新幹線の中で見かけます。ベージュに黒というのは奥様の差し金なんだと思います。レディースのコーデの定石の一つ。それが証拠にオジサンは大抵靴は黒いビジネスシューズだったりします。黒パンツもいいですけど白シャツだったりするとネクタイをすればそのまま家電量販店の店員さんですよね。
 できればリジッドデニムをあわせたいところ。ジャケットもオフホワイトに近い明るい色合いの麻素材になればリラックス感もまします。インナーにダンガリーシャツを持ってきても、ワークウエアの雰囲気は出てこないです。
 これも休日の街歩きに向いているお洒落な着こなし。こんな格好で街角のオープンカフェで昼間からロゼのシャンパンを飲めたら気持ちいいですね。でもこのオジサンのシャンパングラスに入っているのは?謎の液体。ウーロン茶?ウィスキー?

ライトベージュのジャケットとライトグレーパンツの着こなし

2013-05-14 06:21:11 | ライトベージュジャケットの着こなし
 まずは、昨日の続きから
ライトベージュ+白パンも実はあらゆるチェックを受け入れる万能コンビという一例。たとえば,バーバリーチェック。チェックの中から色を引きだした着こなし、黒ジャケに、オフホワイトパンツ(右)と比べて、ライトベージュと白パンのほうが若々しい感じがしませんか?
 


 コーデのことを考えてあるいていると、その格好そのままの人が前から歩いてくることがよくあります。ライトベージュジャケットに白パンで、ジャケットのボタンを開けてインナーは白シャツ。うーん、やるじゃないかと顔を見たら、外国の方でした。白パンとベージュジャケット。楽なコーデなのに、我が国ではグレーパンツとあわせたがる人が多いようです。


 最初はグレーデニムとあわせるのに、インナーは細かいグレーストライプ。全体が暗めになるので、ジャケットはオフホワイトくらいが丁度いい感じですね。これなら気軽にジャケットを羽織った雰囲気で、パンツもグレーデニムということでカジュアル感たっぷり。そのくせ色味が少ないから都会的なお洒落感もあります。休日の気取らない外出着として使えると思います。ライトグレージャケットを着ようと思って、グレーデニムを穿いたら迷わずグレーストライプのボタンダウンシャツが「無難」でよろしいかと存じます。


 さて、皆様のクローゼットにグレンチェックのグレーのパンツとかありませんか?白シャツにネイビーのジャケットをあわせ、一度着た切り他に組みわせがないからお蔵入り、なんてのがあったら、ここで活躍します。
次のこーではライトグレーのパンツでも柄モノ。全体にモノトーンのコーデに近くなるから、インナーに暗い色のポロを持ってきています。白が不足気味なのでスカーフを巻いています。私はグレーパンツとライトベージュのコーデならこれが一番だと思います。

 秋冬のコーデですが、厚手のコットンジャケットにインナーはグレーのポロの上に白のカットソーを重ね、パンツはライトグレーのウール。春夏ならそのままコットン+ウールの生地を選べば大丈夫。
 白パンのときと違って落ち着きがでます。クラッシックのコンサートや友人のパーティみたいな少し気取った集まりの時にでもお試しください。


ライトベージュジャケットとホワイトパンツのコーデその4

2013-05-13 00:04:45 | ライトベージュジャケットの着こなし
さて、昨日ライトベージュのジャケットと白パンというキレイ目コンビのインナーにブルーのシャツを使ったものをご紹介しました。今日はもっと暗色を使ったコーデをご紹介ということで、まずは定番「デニムシャツ」から。
 なかなかすっきりしたカラーバランスですけど、せっかくの白パンが休日のワンマイルウエアの域にとどまっているようですね。手持ちの服の限られる海外旅行のときにこういうコーデも生きるでしょうけど、すこし飾り気にかけます。ハンティングワールドのバッグなどアクセサリーの応援に使っていますね。というのも、ライトベージュもデニムもワークカラーなのでマッチするのはいいのですがそのままお洒落感を喪失した労働着に見えてしまいかねないからだと思います。労働じゃないんだよ、ハンティングだよとでも言いたそうなコーデ。時計までフィールドっぽく見せるのに一役買っています。

 インナーをチャコールグレーのポロシャツにするとぐっと都会的雰囲気が増します。写真のジャケットは実は革のジャケット。インナーのポロシャツは光沢豊かな海島綿でしょうか。シンプルながらも質感を重視したプロ中のプロのコーデ。今年50歳の滝沢滋というメンズファッション業界の達人のスタイリング。
http://takizawa-shigeru.jp/person/takizawa-shigeru.html

 インナーに暗い色を持ってこないで、賑やかにするならば、チェックシャツに限ります。ここから先は、ゴルフ場の行き帰りのウエアでもおなじみのチェックシャツ。そうそうオジサンなら必ず持ってる、バーバリー、アクアスキュータムなどのチェック柄。いや、ベージュのジャケットにあわせて着てますよという方は結構なんですが、ぜひともパンツは白。せめてホワイトデニムにしていただけたら、さらにいい雰囲気に着こなせると思うのですが。もちろん明るい柄のマドラスチェックもよく合います。パンツを白に替えただけで、週末パートナーと映画を見に行くのにふさわしいコーデに変わります。

ネイビーJK+白パンがさまざまなチェックを受け入れる万能コンビであると書きました。このライトベージュ+白パンも実はあらゆるチェックを受け入れる万能コンビのようです。