45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトグレージャケットとブルーデニムの着こなしその2

2013-10-04 09:14:10 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレーのジャケットには白シャツ、ブルーデニムというのが春夏の定番でした。秋冬ではどうなるのかというのが今日のテーマ。
グランジファッションがトレンドだそうで古着の重ね着が流行りそうな雰囲気。さてだからと言って、45歳過ぎたオジサンが古着をきるもも憚られます。
そこで、レタードカットソーとかビンテージテイストのジャケットに注目。それもライトグレーであればデニムとあわせてグランジっぽい雰囲気をつくりだすのは容易。
ただ、問題は「薄汚れた」雰囲気を出しすぎないことです。レタードのスエットに重ねるなら白いボタンダウンシャツを下に重ね襟を見せるとか、シャツの裾を出すとか、白地に大きな柄のグラフィックプリントTシャツを着るとか。
グレーの無地のTシャツにあわせるのならジャケットの生地の質感にこだわる。ボタンを閉めてVゾーンを狭く。シャツはタックインしてベルトのバックルにも気を使うことです。靴もベルトも黒のほうが、あえてモノクロームでまとめた雰囲気が伝わります。

ジャケット  ダーバン
シャツ    ユニクロ
パンツ    CPカンパニー
アンクルブーツ バーバリー
ベルト ルイヴィトン


ライトグレーのジャケットにライトブルーのダンガリーシャツをあわせる着こなし

2013-09-30 00:33:25 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレーのジャケットにライトブルーのダンガリーシャツをあわせ、やや濃いめのデニムをあわせます。ここにライトグレーのコットンカーディガンを肩に掛けて秋らしさを演出。シャツとジャケットとニットと似たトーンの色を重ね、パンツでコントラストをだしてぐっと引き締めるのがこのコーデのポイント。
しかしよくみるとライトベージュのジャケットの着こなしの際、インナーにダンガリーシャツを着たパターンとよく似ています。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/91/c5a9a0a38c008bdf1e2b899986446ccc.jpg
ジャケットとインナーのコントラストが強いときはパンツはさらに濃いめに、今回のようにインナーとジャケットの色合いが近い時は、パンツはさほど濃い色でないほうがまとりがいいようです。
これもパートナーと休日の夕方のスペインバールみたいなシーンに相応しいですね。
ジャケット スティーブンアーラン
シャツ   バナナリパブリック
肩に掛けたコットンカーディガン JUNMEN
デニム   CPカンパニー


グレーパーカーをサーファーっぽくなく着こなすには

2013-09-24 00:06:01 | ライトグレージャケットの着こなし
濃いめのグレーのパーカ。これをサーファーっぽくなくかつ大人として着こなすにはインナーに持ってくるTシャツの工夫が大きいです。グレーベージュか薄いカーキ色のグラフィックプリントをタックアウトでルーズに着る。パンツも色落ちの少ないもので色あいもパーカーとさして明度差のないものをあわせます。パーカは図版のようにちょっと着こんだ雰囲気の米国製のユーズドのタイプが
洒落た雰囲気を作ります。
グラフィックプリントシャツといえば白が活躍の場が多いようですが、渋めのカラーTでグラフィックプリントのものを一つ持っているとさりげない着こなしに渋い味わいを添えてくれます。
用途は、ワンマイルウエアでしょう。犬の散歩から近所のスーパー、書店から焼肉屋まで寛いだ場所にパーカーを気軽に羽織ってでかけるのにちょうどいい感じです。

パーカー ユナイテッドアローズグリーンレーベル
Tシャツ DIESEL
デニム  CPカンパニー


ベージュのコットンジャケットをスーツ風に着こなす

2013-09-12 00:46:47 | ライトグレージャケットの着こなし
ベージュのコットンスーツをラフに着る。インナーに白Tシャツを持ってくるとぼんやりした感じでまとまりがないです。下手をするとまんま工場の作業服。
ベージュのジャケットにはパンツをリジッドデニム、インナーを白のブロードシャツというのがオーソドックス。あるいは以前紹介したようにパンツを白、シャツも白でまとめる。
スーツの場合黒いインナーでは、ちょっと危ない雰囲気。ベージュのカーディガンで、ダンガリーシャツをあわせたように明るい中間色をあわせると新鮮な雰囲気に。
以前、白シャツに明るい色柄のストールをあわせたのを覚えておいででしょうか。
インナーのシャツは明るいカーキ。スニーカーにオリーブグリーンをもってきてアクセントにしています。
ベージュのコットンスーツなど持っていないという方でも、近い色の同素材のパンツを合わせると似た着こなしになります。
コットンのスーツをラフに着こなしていく先は、スポーツ観戦。あるいは近所のスペインバールで仲間と夕食。

ジャケット JUNRED
Tシャツ  DIESEL
パンツ   ユニクロ


グレージャケットのインナーにジージャンの着こなし

2013-09-07 09:51:02 | ライトグレージャケットの着こなし
濃いグレーの濃淡、ベージュの濃淡など明度の差の少ない着こなしを扱ってきました。さてベージュの濃淡に近い組合せに、グレーとベージュがあります。明るいベージュはグレーの仲間のような色です。
デニムのブルーとライトベージュ、ライトグレーはよくあう色です。
ライトベージュのチノにグレーのシャツ、デニムシャツとか、
ボーダーTシャツにブルーのダンガリー、ライトベージュのチノにグレーのカーディガンなど、よく見かけるコーデです。
ジージャンは、色落ちした明るい色を一つもっていると、デニムシャツ代わりにジャケットのインナーとして着られて便利です。ネイビーや黒のジャケットにもよく合います。
このコーデは春夏のジャケットを秋口に着るのに丁度いい着こなし。アウトドアテイストのあるジャケットの着こなしとして休日のレジャーから街着まで多目的に使えそうです。
Gジャン パパス
ジャケット JUNMEN
パンツ PT05


ライトグレーカーディガンにTシャツ・ショートパンツをあわせる

2013-08-29 00:03:38 | ライトグレージャケットの着こなし
ゴールドのバミューダショーツは夏場に大活躍するアイテム。これをホームウエアだけに遊ばせておくのはもったいないですね。サンドベージュのTシャツにあわせ、軽いコットンカーディガンを羽織るとそれなりにお洒落な外出着になります。
カーディガンは、なるべく明るいグレー、Tシャツは暗すぎないほうが上品な雰囲気にまとまります。あくまでワンマイルウエアですが、カーディガンは脱いで肩にかけても腰に巻いてもさまになりそうです。
このコーデ、特殊な色合わせのようで実は3色コーデの基本の要素を含んでいます。
まず主役になるカラー(ゴールド)があってそれよりくすんだTシャツ、そしてあかるい無彩色のグレー
これが、主役がネイビー、それよりくすんだグレー(あるいはベージュ)そして明るいホワイトのシャツなど
この夏、暑くてコットンカーディガンなど着る機会はなかったけれど、秋にかけて朝夕の涼しさが増す季節。気軽に羽織った薄手のカーディガンは、色合わせが決まってはじめて絵になります。
カーディガン JUN
Tシャツ ルイヴィトン
リネン・ショートパンツ トゥモローランド


グレージャケットにネイビーのポロの着こなし

2013-08-21 07:31:34 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットにネイビーのポロシャツとくればパンツは白です。ネイビー、ライトグレー、白はネイビージャケットの着こなしでもおなじみ。基本の三色。あとはベージュということで、シューズに使っています。無地同士の単調さを防ぐのにベルトがアクセントになっているのに注目。
ところで、このこーでで注意すべきことは、ジャケットのグレーの明るさ。あまり明るすぎるとバランスが悪いです。あとインナーはTシャツにしないほうが「演歌歌手風」にならずにすみます。
ジャケットは、麻と絹の混紡、アンコン仕立て
ジャケット ダーバン
ポロシャツ ブルネロクチネリ
パンツ JUNMEN
ベルト アクアスキュータム
サングラス グッチ


グレージャケットに白パン、白ポロのコーデを粋に着こなすには

2013-08-20 04:36:04 | ライトグレージャケットの着こなし
 こうやってグレーにジャケットの着こなしを手持ちのアイテムで組み合わせてみると、すべて同じように見えてくるかもしれません。男のカジュアル服、ことに45歳以上のオジサンのコーデとは、「色数を絞る」ということが重要なテーマになります。アメカジ小僧のお好みの赤のチェックシャツなどは絶対に出てこない。(すでにちょこっとだけ出ていますが)
オジサンのオフの日の外出着は、ネイビー、白、黒、グレー、ベージュにデニムだけで十分バリエーションはひろがります。いつも同じグレーのジャケットを着ているけど、見るたびに雰囲気が少しだけ違う。こういう感じの控えめな変化のつけ方が大人のお洒落かもしれません。

そして、最もシンプルで最も気取った雰囲気になるのが、白とのコーデでしょう。ホワイトジーンズに白いポロを合わせるだけですですが、ひと工夫必要なのが、ベルトとポロ。
上下の区切り目をきちんとつけないとインナーがパジャマや体操服に見えてしまうので、ベルト、ことにバックルを目立たせることで境界線を際立てます。ポロシャツは普通はタックアウトして着ることが多いですが、タックインすると確実に「ゴルフおじさん」に見えます。そこでおもむろにポロに襟を立てます。
靴はベルトにあわせた色のローファーを素足に履く。(別にソックス履いてもいいですが)
あとは、色数が少ないですから、ポケットに控え目な挿し色のチーフを。さらにどうせ着るならポロシャツのワンポイントロゴもちらりと見せる。
そして仕上げは腕まくり。これでゴルフおじさんと一線を画したイタリアンカジュアルの着こなしになります。もちろんこれでゴルフ場に行ってもかまいませんですが。

 グレーのソフトジャケットは海外旅行に最適と申し上げましたが、白パンのこーでなら、この格好にメッセンジャーバッグを一つ下げて(防犯のためにジャケットの内側に下げるほうがいいかもしれません)ショッピングや街歩きにちょうどいいですね。

ジャケット JUNMEN
パンツ  JUNMEN
ポロシャツ ラコステ


グレージャケットとベージュのチノのコーデ

2013-08-19 00:59:40 | ライトグレージャケットの着こなし

ライトグレージャケットにベージュチノ。淡色同士の組合せゆえに決まれば洗練されたコーデになります。シャツにジャケットとパンツだけでもいいのですが、ブルーグレーの柄モノのストールを巻くと完璧なコーデになります。海外のトラベルウエアとしてちょうどいいのは、グレージャケットもベージュチノもともに他に相性のいいアイテムがたくさんあるコーデの万能選手だということです。これにネイビージャケットと色落ちデニム、白パンを持って行けばあとはシャツやTシャツのバリエーションで10日くらいの海外旅行はこなせます。もちろん初秋の外出着としても活躍します。ジャケット スティーブン・アレンポロシャツ バーバリーブルーレーベルパンツ バーバリーストール BEAMS light


ライトグレージャケットに色落ちデニムのコーデ

2013-08-18 09:37:22 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットに色落ちデニムパンツとくれば、インナーは白Tシャツでなく白のボタンダウンというのが定石のコーデのようです。これは、シャツとパンツだけのコーデでも様になる便利な着こなしなのですが、世の中にカッコよく着こなしているひとをあまり見かけないのは、色のバランスをとるのが難しいからだと思います。
ブルーデニムは通常の明るいブルーより「やや色落ちが進んだ」感じがいいようです。汚れ加工やダメージ加工のない明るいブルーの色味があるものを選ぶことです。
そしてシャツはボタンダウンシャツ。当然裾はタックインだからベルトが重用な役割を担います。イタリアンスナップの記事ではエルメスのベルトなどよく出てきます。バックルの存在感のあるベルトがよさそうです。



同じコーデをウォッシュアウトのデニムでやってみると、綺麗でまとまりはしますがかなりラフな感じになります。シャツは白無地のTシャツのほうがいいかもしれません。逆にデニムの色を濃い目にすると、ジレとかニットタイとかしたくなる雰囲気です。(真ん中が今回のコーデ)微妙な雰囲気の違いをご確認ください。)


ライトグレーとブルーデニムと白インナーのコーデはパーカーでもカーディガンでも応用が効く組合せです。ポイントは余計な柄や色をいれずに白の清潔さを生かすことでしょうか。
このコーデは海外旅行などもっていく服が限られる場でも活用できます。そもそもグレージャケットはチノにもグレーパンツにも白パンにもあわせられる便利な色です。これに色落ちデニムが一本加わればあらゆるシーンでの服装計画はカバーできそうです。

ジャケット JUNMEN ほか
シャツ 無印良品
デニム DEASEL CPカンパニー