45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

グレーの濃淡の上下の着こなし(より濃淡の差がすくない場合)

2013-08-17 00:27:30 | ライトグレージャケットの着こなし
ライトグレージャケットにミディアムグレーのパンツを合わせるコーデの続きです。前回はパンツやジャケットの雰囲気がラフであった場合、グラフィックプリントTでカジュアルな雰囲気をさらに強調しました。
今回はよりプレーンで品のあるジャケットにパンツも暗すぎないグレーです。Tシャツあわせなので、無地の白にしてしまうと、襟もない、パンツに色もないという淋しい状況になります。そこで控えめなグラフィックかレタードTをあわせるのがよさそうです。
シンプルなジャケットをシンプルなコーデで着るときによくみかけるテクが「襟立て」。襟のないシャツをインナーに着ているのだからジャケットも襟を目立たなくしてしまうという考えでしょうか。インナーにポロシャツを着たときなどは逆にポロシャツの襟を立てるというやり方も多いですね。
ベージュやライトグレーの夏ジャケットの多くは襟を立てたときの見え方まで工夫してデザインしてあるものがあります。
休日の家族との外食ディナー・映画などいつもしまっておきがちなグレージャケットを活用したいものです。そこでコーデに悩まずにグレーの濃淡。シンプルなTシャツというコーデを覚えておくと便利です。ちょっと淋しいかなと思ったら勇気を出して襟をたててみることをお勧めします。
ジャケット JUNMEN
Tシャツ バーバリーブルーレーベル
パンツ wht


グレーのジャケットの濃淡の着こなし

2013-08-16 00:06:00 | ライトグレージャケットの着こなし
モノトーンしか使わないコーデはうまく決まるとかっこいいです。図版はリジッドデニムなのですが原稿段階で写真を加工してグレーっぽくみせているようです。そこで、今回はあえて図版のイメージをお手本にチャコールグレー、ミディアムグレーのパンツをあわせてみます。
写真のコーデはコットンのジーンズタイプ(5ポケット)のパンツです。Tシャツのグラフィックも余計なカラーの入っていないモノクロームのものを選びます。靴だけが茶色というのはもはや常識。
グレーの諧調をうまく整えることがいかに大切かは、もう一枚類似コーデを掲載します。図版ほどのみごとなグラデーションになっていない点はご容赦ください。手持ちのジャケットの中で最も図版の色に近いグレーデニムのジャケットをあわせてみます。インナーのTシャツも黒い図柄の大きいものを選んであわせています。


もう一つは、グレーのコードレーンジャケットにグレーデニムのパンツです。全体に上下のコントラストが弱い感じになるのでインナーのTシャツに黒っぽいグラフィックのものを持ってきました。
ここでわかるのは、グレーの濃淡白のバランスにはあらゆるバリエーションがあるということです。

グレーのジャケットを買いにいって困るのは、自分の手持ちのものよりかなり暗いと思ったものが、実は持ち帰って比較するとほとんど同じであったりすることです。
そこで、グレーに明るいほうから
�シルバーグレー
�ライトグレー
�ミディアムグレー
�チャコールグレー
と名前をつけてみましたが、私のクローゼットには、シルバーグレーより明るいグレーやら
ミディアムグレーとライトグレーの中間みたいなグレーのジャケットが増えてしまいました。

かつてネイビーのジャケットにあわせるグレーウールのパンツを6本も買い集めてしまったことがあります。
結果的に生き残ったのは一番明るいグレーとチャコールとミディアムの中間のシックな都会的な雰囲気の
グレーでした。

さて今回のコーデ。グレーのニュートラルな雰囲気ゆえに、パートナーといく休日のショッピング、夕食、バーあたりまで広くこなせますね。これもネイビージャケットとグレーパンツ同様に、一つ定番のコーデをきめてしまうと毎回迷うことなく服が決まる便利な組み合わせなのかもしれません。

最初のコーデ
グレーデニムジャケット ルイヴィトン
Tシャツ  DIESEL ブラックゴールド
パンツ バーバリー(三陽商会)

二つ目
グレージャケット スティーヴンアラン (ユナイテッドアローズ)
Tシャツ ZARA
グレーデニムパンツ DIESEL ブラックゴールド 



グレージャケットにパーカを重ね着、インナーのTシャツのグラフィックを生かす着こなし

2013-08-15 00:16:48 | ライトグレージャケットの着こなし
今回の着こなしはジャケットの下にパーカーを重ねる。これそろ見飽きてくるかなと思いきやほぼ定番の着こなしになってきたみたいです。これも下に着たTシャツが重要な役割をはたしています。
各アイテムがみな無地のとき、中に着たグラフィックTがカジュアルなテイストを盛り上げていると思います。
写真では、ジャケットはミディアムに近い明るさのグレーです。写真では見えませんが後ろ見頃が何とニットになっている面白いデザインのものです。
パーカーは実はネイビー。ミッドナイトブルーに近いネイビーです。パンツはかなり色落ちさせたデニムです。
ジャケットのエッジを飾る役割のパーカー。グラフィックTの図柄が重用な役割を担います。もちろんジャケットやデニムの素材感もともに大事です。ラフな雰囲気をマリンっぽいイメージでまとめています。
おそらくここまでウォッシュアウトしたパンツは秋冬のイメージにはふさわしくないのでしょうが、白シャツ、パーカーという文脈の中で何か物語の始まりをかんじさせる雰囲気になっています。おそらく初秋のトラベルウエアとしてちょうどいいコーデではないでしょうか。

ジャケット タケオキクチ
パーカー ルイヴィトン
Tシャツ ルイヴィトン
デニム  DIESEL


スエット素材のカットソージャケットをシンプルにお洒落に着こなす

2013-08-14 00:07:18 | ライトグレージャケットの着こなし
春夏のジャケットで最近よく見るのはスエット素材などのカットソージャケットです。価格も手ごろで各ブランドで出していることから着ている人もみかけますが、ネイビーや黒は多いのですが、ライトグレーを上手に着こしている人が少ないと思います。
グレーだから何でもあうだろうと、手持ちのインナーやパンツをあれこれあわせてみて、どうもしっくりとこないというので、着ること自体あきらめてしまう人が多いのかもしれません。
これまでも見てきたように、春夏のコーデはアイテム数が少ないだけに色数を多く使う着こなしは失敗しやすいということを思い出しましょう。さらに、グレーを最も美しく見せるのは「白」と「黒」ということも
グレージャケットの着こなしで白のインナーは欠かせません。カットソーのジャケットなら素材感の違う、薄手の白Tシャツが一番でしょう。
毎回、同じクアトロッチのTシャツで恐縮ですが、これをもう5年近く愛用しているのは、なかなか後任がみつからないということもあります。スリードッツなど優秀なカットソー製品が出てきていますが、やはり光沢のあるイタリア製のTシャツに勝るものは無いようです。サンローランとかヨーロッパメゾンで無地白Tを出していますが、価格も高価だと二の足を踏んでしまいます。
とはいえ、きれいな白Tシャツ(おそらくは海島綿使用)は絹の光沢があって存在感があるアイテムです。これ一枚で合わせるアイテムを引き立てます。白無地Tシャツは数多く持っていますがこれに代わるものをもっと数多く持つべきだとコーデを考えるたびに思います。
カットソージャケット GAP
スキニ―パンツ ユニクロ
Tシャツ クアトロッチ
ベルト ルイ・ヴィトン


ライトグレーのジャケットに黒いリジッドデニムをあわせる着こなし

2013-08-13 01:46:30 | ライトグレージャケットの着こなし
細かいチェックの折柄の明るいグレーのジャケット。これを黒っぽいリジッドデニムにあわせると、どこかかしこまった感じになりますね。靴は黒いブーツをあわせて首に白っぽいストールを巻けば、初秋の装いとしては完璧ですね。
一口にグレーのジャケットといっても、秋冬のフラノやツイード、春夏のコードレーンやカットソー素材までいろいろです。ライトグレーはニットなどで女性がよく使う色ですが、ジャケットにしてみてもどこか優しい雰囲気になりがち。ハードなデニムやブーツとあわせながら、上半身はライトグレーの持つ優しさをリネンのストールで引きだしています。

ジャケット JUNMEN
シャツ JUN RED
デニム バーバリーブルーレーベル
麻のストール アルテア


グレーのコードレーンのジャケットをモノトーンで着こなす

2013-08-12 00:15:19 | ライトグレージャケットの着こなし
初夏でネイビーの次に持つべきジャケットはグレーのコードレーンだと私は思います。シアサッカーより早い時期に着られて秋口まで着られる。色合わせも楽ですしカチッとした雰囲気があって丈夫で長持ちします。細身の襟にタイプを選べば流行に関係なく長く着られそうです。このジャケットはユナイテッドアローズのトラッドカジュアルラインのスティーブン・アランのものです。
白グレー黒のコーデとなるとどこかに挿し色を使いたくなりますが、たまには靴に挿し色をもってくるのも面白いです。ハイテクスニーカーもいいですが黄土色のレザースニーカーでも挿し色としての効果は十分です。45歳以上のオジサンのカジュアルシューズはコンバースもいいけど、まずは焦げ茶のローファー。あとは黒の革のスニーカー、白のデッキシューズ次はこの黄土色の革の紐靴でしょうか。
ジャケット  スティーブン・アラン(ユナイテッドアローズ)
シャツ バーバリー・ブルーレーベル
パンツ ユニクロ スキニ―
靴 サントー二


ライトグレージャケットにダンガリーシャツ+色落ちデニム 

2013-07-16 00:02:37 | ライトグレージャケットの着こなし
デニムシャツ、ダンガリーシャツとデニムパンツの上下にグレーのツィードジャケットというのは秋冬のコーデではおなじみですが、春夏でも登場します。ライトベージュのジャケットの他に、ライトグレーのコットンジャケットでも使えます。
シャツは薄手のダンガリーシャツ。パンツも洗いの効いたブルーデニム。ダンガリーの下には白いTシャツ。ダンガリーの上ボタン二つ下もボタン一つ開けて白い色を利かせます。
デニムの上下はラフで男臭い印象になりますが、それをジャケット一枚羽織るだけで少しだけ大人しく品のいい感じに変えることができます。
ジャケットのライトグレー、ダンガリーシャツのブルー、Tシャツの白が柔らかな諧調の対比をみせていてさりげないお洒落になっていると思います。その辺にあったものを適当に着てきたみたいな感じがいい雰囲気を醸し出しています。
ジャケット JUNMEN
ダンガリーシャツ バナナリパブリック
Tシャツ DOMON
デニム DIESEL(VIKER)


白っぽいジャケットに暗めのボーダーTを合わせる着こなし

2013-07-13 07:42:15 | ライトグレージャケットの着こなし
夏のカジュアルシーンでは、ジャケットはクローゼットの奥にしまわれたままになりがちです。ことに猛暑ともなればほとんどその存在すら忘れがち。じゃ、夏ジャケット、いつ着るの。今でしょ。・・・ということで、一体どういう場面で夏ジャケットが必要となるかを考えてみました。
まずは、Tシャツとパンツというような夏のカジュアルシーンは、ややもすると「子供っぽい」格好になりがち。夏でもいい歳の大人が冷房の効いた都心の商業店舗や劇場、飲食・宿泊施設を訪れるときはジャケットを着た方がいい。炎天下を着て歩かないで手に持つことをかんがえると、軽くて皺になりにくい素材がいいでしょう。綿100%でなくポリエステルを混紡したり、織はコードレーンやシアサッカーなどがいいですね。
夏のジャケットを暑苦しくみせないコツは、マリンテイストでまとめること。ボーダーのTシャツが登場するのですが、ここで気をつけるべきは、ネイビージャケットなど濃色に合わせるには白+紺ボーダーなど明るめのシャツでしたが白っぽいジャケットに合わせるには暗めのボーダーを選ぶほうがいいようです。
ジャケット⇒パンツ⇒インナー の順に淡色から濃色に段階が移るコーデにするとまとまりやすいのではないでしょうか。全体に単調な感じだったら、ポケットチーフに大きな柄モノを使うとか、ボーダーにレタードのTシャツを選ぶとかすると着こなしにアクセントを作ることができるのではないでしょうか。
次に、パンツですがセンタークリースの入った綿パンだといかにもかしこまった雰囲気で少し着崩したいと思う場合はジャージーパンツ。スエットパンツでもいいけど左のパンツはジャージーにクリース状のステッチが入っていて穿くとそれなりにきちんと見えるジャージーパンツ。細身でストレッチが効いて素材もウールジャージーのような質感があり(綿85%にポリエステル・ポリウレタン)ではきごこちがいいです。ちなみに秋冬は大活躍するミディアムグレーのパンツですが、初夏に履けるカジュアルパンツを持っていると着こなしの幅がひろがるのではないでしょうか。

ジャケット 一昨日と同じJUN MEN
Tシャツ  ルイヴィトン
パンツ  wht


ライトグレーのコットン・ポリエステル混ジャケットにネイビーのTシャツを合わせるきこなし

2013-07-11 00:07:09 | ライトグレージャケットの着こなし
白っぽいライトグレージャケットのインナーに、ネイビーのTシャツ。Tシャツはイタリア製のちょっと凝った発色のもの。
お洒落着としてのTシャツはイタリア製が飛びぬけてすばらしい。艶と質感が優れていてドライクリーニング出していれば5年くらいはその風合いを楽しめます。ヴィトンなどメゾンのTシャツも大抵はイタリア製です。
パンツは同じ色調のリジッドデニム。インナーとパンツが単調なのでスカーフを巻いてポイントを作っています。Tシャツの首元にスカーフをあしらうのは、意外と簡単。首に一巻きして端部をTシャツの内側に押し込むだけ。
インナーとパンツが濃色でジャケットが淡い色というのは、カジュアル感の強いコーデですので、それを強調するにはジャケットの襟を立てたりするのもいいでしょう。
ライトグレーとネイビーという色の組合せから、カジュアルながらもお洒落感のある着こなしです。フレンチレストランでも十分通用するし、銀座のショッピングとかでも素敵です。
コットンポリエステル混紡ジャケット JUNMEN
Tシャツ DANIELE ALESSANDRINI
デニム UNICLO ALL MADE IN JAPAN
スカーフ アクアスキュータム

グレーデニムジャケットにパープルのTシャツをあわせた上品な着こなし

2013-07-02 00:15:20 | ライトグレージャケットの着こなし
Safariのサファリジャケットに対抗するのはデニムジャケット。グレーデニムのやや厚手の生地。ディテールはジージャン風の作り。エポーレット(肩章)が付いているのが少しだけサファリ風。
インナーはパープルの製品染めのTシャツ。白い綿パンに白いデッキシューズ。
首に巻いたストールは100%コットン。
さて、どこでこんな格好するんでしょうね。海外出張の機内・空港での着こなしにこんなコーデはいかがでしょう。
ほかにも、友人の集まる同窓会、パートナーとの気軽なディナーにちょっとだけ洒落て見せたい場面で目立ちすぎない着こなしとしていかがでしょう。
ジャケット、Tシャツ、ストール、見えてないけど白いデッキシューズ、すべてルイ・ヴィトン。パンツはユナイテッドアローズ。
パープルのシャツはグレート合わせるとグレーのくすみがとれてグレーが同じパープル系に見える不思議な色です。ネイビーとグレーのチェックのストールは軽くて色合わせがしやすい気軽に使えるアイテムです。このコーデもTシャツのパープルが全体のまとめ役になっています。