45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ニットのボーダージャケットに濃紺のTシャツをあわせる着こなし

2013-07-21 09:29:08 | ブルージャケットの着こなし
2~3年前から、ニットのボーダージャケットをショップでよく見かけるようになりました。白とネイビーのボーダー柄ですから、インナーは白にしようかネイビーにしようか迷うところ。ラフなジャケットですからポロシャツよりもTシャツが気軽な雰囲気でいいかもしれません。白シャツにリジッドデニムというのもいいですし逆に、図版のようにネイビーのTシャツに白パンというのも夏らしいコーデですね。
ネイビーのTシャツ一枚ならパンツは明るいベージュとかカーキとか思い浮かびますが、白パンとあわせるのはコントラストが強すぎてためらうかもしれません。そこがジャケットとパンツとインナーの3点あわせと違うところです。ジャケットががあることでパンツとインナーの距離が縮まる。
よく考えてみるとジャケットがネイビーでインナーがネイビーと白のボーダーでパンツが白なんてのはマリンコーデの定番ですよね。色数を絞ったコーデでベルトやシューズに赤っぽい焦げ茶をアクセントに使うというのも定石通り。
ジャケットの素材は綿70と麻30の混紡.軽くて爽やかな着心地です。
ドレスコードの厳しいホテルやレストランでの食事などのときにこういうジャケットが一枚あると重宝します。
ニットですから肩にかけてもいいし、まるめてしまっても皺にならないです。
ジャケット ユナイテッドアローズ
Tシャツ DANIELE ZLESSANDRINI
パンツ ユナイテッドアローズ


ワークジャケットをデザインTシャツで品よく着こなす

2013-07-20 05:41:47 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
ワークテイストのウエアを上手に着こなすと、カジュアルらしい寛いだお洒落ができます。ただし、無造作に着ると、そのまま港湾倉庫の作業員になってしまいますからさまざまな小細工をこらして「お洒落っぽく」仕上げる必要があります。
図版2ndのジャケットは明るいカーキで、これは45歳以上のオジサンが好みそうなデザインと色ですが実は難易度が高い。ミリタリーもワークも同じですが、顔立ち顔の色を考えて選ぶ必要があります。少し明るめのベージュでワークカラーを減らしたものを選びました。インナーのTシャツは、誰しも白がいいだろうと思うでしょう。無地の白では役不足で、ここはシンプルにデザイン性を主張するものがいいです。図版は自転車レースのゼッケンがそのままアクセントになっています。
パンツは濃い目のベージュ。この色はアースカラー同士のコーデでよく使う色です。チノパンの原型ともいえる色です。
テーラードジャケットと違って皺を気にせず、暑ければ脱いで手に持ってもいいですし、近場のショッピングやドライブに休日の普段着として活用したいコーデですね。40歳過ぎのオジサンは、服は持っていても着ないという傾向に陥りがち。Tシャツで変化をつけるだけのシンプルなコーデですむこういう服はもっと着る機会をふやしたいものですね。
ワークジャケット WNW(アーバン・リサーチ)
Tシャツ ルイヴィトン
チノパン ユナイテッドアローズ


渋いオレンジのTシャツにグレーのシャンブレーシャツをあわせる着こなし

2013-07-19 00:05:11 | シャツをジャケット風に羽織る
今年の夏はリジッドデニムとTシャツという組合せが人気があるようです。だからといって45歳以上のオジサンが若者の流行を真似るわけにはいきません。Tシャツの色もレンガ色やバーガンディ、はたまた渋めのオレンジが粋な感じでしいじゃないですか。シンプルなイラストのグラフィックプリントがあれば大人の雰囲気満点です。これをリジッドデニムのスキニ―パンツとあわせて、無造作にグレーシャンブレ―のシャツを羽織れば、落ち着いた大人の雰囲気の散歩着になります。
このコーデのように最初にシャツとパンツをあわせてそれからシャツを選ぶという選択が、シャツを羽織る着こなしでは重要です。シャツはもともとインナーに着ることを意識して作られていますからチェックにしろストライプにしろそれ一枚で大きな面積で見せる着方にそぐわないことが多いと思います。シャツをジャケット代わりに羽織る着こなしで失敗しやすいのは、シャツを主役として扱ってしまうことによるものだと思われます。シャツの柄を前面に出してしまうとシャツを羽織るさりげなさが消えてしまいます。羽織るシャツはいつでも脇役。目立つのはインナーでありパンツであるべきだと思います。
色の個性でインナーを目立たせ、スタイルとデザインでパンツを目立たせると上手い具合にシャツがジャケットっぽく背景に納まって見えます。
シャンブレ―シャツ GAP
渋いオレンジ色のTシャツ ユナイテッドアローズ(米国製インポート)
リジッドデニム スキニ―パンツ ユニクロ

ブルーの千鳥格子の麻・綿のジャケットに濃いめのデニムパンツを合わせる着こなし

2013-07-18 04:21:31 | ブルージャケットの着こなし
ブルーの千鳥格子のジャケットは、麻と綿の混紡。麻が60%で全体の手触りがドライな感じで涼しげな一着です。三つボタンのボックスシルエット、襟が小さ目というのも流行に影響なく長く着られるデザインだと思います。パンツには明るいベージュや白の綿パンというのがよくあるコーデですが、ここでは濃いめのデニムパンツを合わせジャケットのブルーを強調する着こなしをしています。
デニムは、ストレッチの入った薄手のスキニ―タイプのもの。インナーは白ポロでもかまいませんが、あえてネイビーの麻のニットタイをして全体がブルーグレーのグラデーションになるように仕組んでいます。
シャツをタックインするとベルトが目立ちます。黒で存在感のあるものを選ぶといいです。ニットタイをするならポケットチーフはないほうがいいです。ニットタイが暑苦しいなら濃いめの紺のポケットチーフがあってもアクセントになります。
夏の夜のジャズクラブてな感じの着こなしですが、仕事がらみで一日社外の技術講習会というようなときに、着ていて肩のこらないこういうジャケットがふさわしいかもしれません。
ジャケット バーバリー
シャツ 無印良品
ニットタイ シャツメーカー鎌倉
パンツ ユニクロ(ストレッチ スキニ―)
ベルト ルイヴィトン

白いパーカーにブルーのTシャツをあわせる着こなし

2013-07-17 00:05:52 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
鮮やかな水色のTシャツは黒のパンツにあわせて一枚で着るというのもいいのですが、青の鮮やかさを和らげるのが白のパーカー。パンツにはデニムでなくネイビーの綿パンをあわせることで上下の繋がりが生まれます。
ビビッドなカラーは他の色味のあるカラーと合わせるのでなく、白か黒あるいは同系の暗色と合わせるのが鉄則。鮮やかな色を挿し色として使う場合は、面積を小さく。インナーに大きく見せるなら、ビビッドカラーを主役に、他のアイテムの色を押さえることが重用です。
白のパーカなど子供っぽい感じでもビビッドなブルーにあわせると急に大人っぽい感じになります。もちろんここでパンツにカーキのカーゴなど余計な色を持ち込まないで色数を抑えることが肝要。
パーカーを肩にかけシャツ一枚で歩いてもさまになります。夏の週末近所のアイリッシュパブで一杯なんてときに気取らないお洒落としていかがでしょう。
白いスエットパーカーはJellanというイベント用に衣類を提供しているメーカーのもの。色の白さと生地の薄さが気に入っています。
Tシャツはルイヴィトン センターに四角いパッチワーク柄があります。メゾンのウエアだけに独特の発色と光沢が魅力。
綿パンはバーバリー。


ライトグレージャケットにダンガリーシャツ+色落ちデニム 

2013-07-16 00:02:37 | ライトグレージャケットの着こなし
デニムシャツ、ダンガリーシャツとデニムパンツの上下にグレーのツィードジャケットというのは秋冬のコーデではおなじみですが、春夏でも登場します。ライトベージュのジャケットの他に、ライトグレーのコットンジャケットでも使えます。
シャツは薄手のダンガリーシャツ。パンツも洗いの効いたブルーデニム。ダンガリーの下には白いTシャツ。ダンガリーの上ボタン二つ下もボタン一つ開けて白い色を利かせます。
デニムの上下はラフで男臭い印象になりますが、それをジャケット一枚羽織るだけで少しだけ大人しく品のいい感じに変えることができます。
ジャケットのライトグレー、ダンガリーシャツのブルー、Tシャツの白が柔らかな諧調の対比をみせていてさりげないお洒落になっていると思います。その辺にあったものを適当に着てきたみたいな感じがいい雰囲気を醸し出しています。
ジャケット JUNMEN
ダンガリーシャツ バナナリパブリック
Tシャツ DOMON
デニム DIESEL(VIKER)


淡色コーデのアクセントに色落ちデニムを使う着こなし

2013-07-15 10:32:31 | ライトベージュジャケットの着こなし
少し季節外れの話題で恐縮ですが、春夏物の重ね着です。インナーに着たグレーのTシャツに白パンツ。グレーにグラフィックプリントがあればこれだけで近所の散歩くらいはOKですが、そこに明るい色のGジャンを着る。白・グレー・明るい色落ちデニム。これは定番コーデの一つといっていいでしょう。ジージャンをデニムシャツやダンガリーシャツに変えて白パンをオフホワイトチノに変え、インナーに白シャツを着るのもいいでしょう。ここではアウターの色を意識して白パンを穿いています。
その上に薄いコート(左はコート風デザインの着丈の長いジャケット)を羽織る。
高原リゾートとか北欧の旅行とかでもない限り今の時期必要のないコーデかもしれませんが5月上旬や9月下旬以降になれば結構重宝するコーデだと思います。
濃色ジャケットにあわせるのはよく見かけるジージャンコーデですが、単色の中でアクセントに使うのは珍しいですね。難しくて敬遠しがちな淡色の重ね着。色落ちデニムの使い方を知っておくと役にたつかもしれません。


シャツをジャケット代わりに羽織る ボーダーTとカーキのパンツとの着こなし

2013-07-14 16:50:12 | シャツをジャケット風に羽織る
白いシャツをジャケット代わりに羽織る。あまりオジサンがやって似合う格好ではないのですが、Tシャツにパンツというのも大人としてはばかられるというとき、白いシャツを一枚羽織って出かけたくなりませんか?
休日に限らずリゾートや旅先でのくつろいだ散歩着にこういう着こなしもいいかもしれません。
大切なポイントはシャツの生地。いわゆるドレスシャツでなく着丈が短い厚手の生地を選ぶこと。ことに「ボックスシルエット」といってダーツを取らずウエストを絞らない寸胴の体型のシャツを選ぶとジャケット風に着こなしやすいです。
パンツにカーキ(オリーブ)を持ってくることで白いシャツが生きます。インナーのシャツはなるべき大きなボーダー柄を選ぶと子供っぽくならずにうまくバランスがとれます。安価なアイテムばかりの組合せになりがちなのでTシャツくらいは大人が着ておかしくないものを選びましょう。
シャツ JUNRED
ボーダーTシャツ ルイヴィトン
カーキのカーゴパンツ GAP

白っぽいジャケットに暗めのボーダーTを合わせる着こなし

2013-07-13 07:42:15 | ライトグレージャケットの着こなし
夏のカジュアルシーンでは、ジャケットはクローゼットの奥にしまわれたままになりがちです。ことに猛暑ともなればほとんどその存在すら忘れがち。じゃ、夏ジャケット、いつ着るの。今でしょ。・・・ということで、一体どういう場面で夏ジャケットが必要となるかを考えてみました。
まずは、Tシャツとパンツというような夏のカジュアルシーンは、ややもすると「子供っぽい」格好になりがち。夏でもいい歳の大人が冷房の効いた都心の商業店舗や劇場、飲食・宿泊施設を訪れるときはジャケットを着た方がいい。炎天下を着て歩かないで手に持つことをかんがえると、軽くて皺になりにくい素材がいいでしょう。綿100%でなくポリエステルを混紡したり、織はコードレーンやシアサッカーなどがいいですね。
夏のジャケットを暑苦しくみせないコツは、マリンテイストでまとめること。ボーダーのTシャツが登場するのですが、ここで気をつけるべきは、ネイビージャケットなど濃色に合わせるには白+紺ボーダーなど明るめのシャツでしたが白っぽいジャケットに合わせるには暗めのボーダーを選ぶほうがいいようです。
ジャケット⇒パンツ⇒インナー の順に淡色から濃色に段階が移るコーデにするとまとまりやすいのではないでしょうか。全体に単調な感じだったら、ポケットチーフに大きな柄モノを使うとか、ボーダーにレタードのTシャツを選ぶとかすると着こなしにアクセントを作ることができるのではないでしょうか。
次に、パンツですがセンタークリースの入った綿パンだといかにもかしこまった雰囲気で少し着崩したいと思う場合はジャージーパンツ。スエットパンツでもいいけど左のパンツはジャージーにクリース状のステッチが入っていて穿くとそれなりにきちんと見えるジャージーパンツ。細身でストレッチが効いて素材もウールジャージーのような質感があり(綿85%にポリエステル・ポリウレタン)ではきごこちがいいです。ちなみに秋冬は大活躍するミディアムグレーのパンツですが、初夏に履けるカジュアルパンツを持っていると着こなしの幅がひろがるのではないでしょうか。

ジャケット 一昨日と同じJUN MEN
Tシャツ  ルイヴィトン
パンツ  wht


明るめのライトグレージャケットは淡い濃淡のモノトーンと合わせる

2013-07-12 05:32:25 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
図版はオフホワイトのシャツジャケットに白のボタンダウンのインナーのイメージですが、シャツジャケットの手持ちに頃合いのものがなく色合わせのコンセプトだけいただきました。
エストネーションで購入したミユーミュー(プラダの兄妹ブランド)のジャケっトは一枚仕立ての極めて軽いもの。ただしシャツジャケットと異なるのはテーラードカラーで着丈も長くポケットにフラップがついたり袖口のストラップなどコート風のデザインになっている点。
濃いめのベージュやリジッドデニム、色落ちデニムを持ってくればワーク風にまとまるのですが、ライトベージュのジャケットはこのように淡い濃淡で組み合わせることで、より上品な雰囲気で着こなすことができるのではないでしょうか。
ここではインナーのシャツをタックアウトで着ています。図版のシャツもそうですが短めの着丈のシャツを選ぶことが重用です。パンツは図版はグレーベージュのチノのイメージですが、左のコーデではウォッシュアウトのグレーデニムをあわせています。このデニムパンツがかなり細めのシルエットですが、ストレッチの入った素材のおかげで結構楽にはけます。脱色したグレーの風合に味があります。
ジャケットがあったほうがさまになるダイニングバーとかにでかけるときに、モノトーンの上下に手近にあったジャケットを無造作に羽織ったという雰囲気で。
ジャケット ミューミュー
シャツ JUNRED
デニム DIESEL BLACK GOLD