
或る詩人の一日
全世界詩人はいるだろうか、俺の他。 と云うと思うと居そうな気がす 街のなか 野暮なミュ...
ずらずらずら。
久しゅう 世俗に出た途端、悪に晒された。 私に傘をうちあてる者が在った。 よけんかい、こら。 「頭ボケとんのか。」 むかついた。おれはとても繊細だから。 おばはんであっ...

一と二の隙間
私はこの様な所に、詩や随筆をつぶつぶ書いて発表をさせて頂いている。 其の記事の閲覧数が、一万回を超えた。 これは世間的に凄い事なのだろうか。多分、すごく無いと思われる。何...
変わるな!
何か作品を書いて、人に認知されるには、人に共感されなければならないと思う。 それが...
「人格の」
深夜、高速道路 敷き詰められたタイル 「その様な多量の経験によって 人間は虚無のなかで 事事しい有様で 作られる」 「しかし一時に...
「絶望鍋(具は必ず買うてある)」
からだじゅうが線香臭いというのは、 どう云う訳だろうか。 車を運動させる君が好きである しかしそれをみる事が許され...

怒り
この時間あの時間。いつも俺は怒っていた とても腹だたしい事であるしかし辛いことである 腹だたしいとは辛い事である 苦しいことである 嫌なことをされたかも知れない ひどいこと...
「そして愛を誓うて貧乏になろうぜ、ベイビー」
俺達の運命は逐次変わっていく、それらに気が付かないから俺達は貧乏人なのかも知れない。しかしその様な事が何だというのだ。金で買えるものは安っぽいものだと、好きなロック歌手が言ってたぜ...
白い皿「生まれるまえから貧乏人」
もしも前世があったとするならば、俺は高貴な人間であった。 貴族とか、或いは王子とかであったのかもしれない。 「高貴な人間であった」。もしもと云って仮定の話をしている筈なの...
白い皿「逆襲のやまのうち(3)」
そして俺は今日、風呂に入るタイミングで「バキューム山内」を出動させ、「おい、床掃除が...