『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

中学生が、両親を恋人同士に戻す「エニアグラム」

2021年12月25日 | 考える日々
今年のクリスマスの晩ご飯。
サーモンのホイル焼き、クリームシチュー、
サラダ、オムライス、フルーツゼリー、コーヒー。
あ〜、おなかいっぱい。

食後に、リビングでくつろいでいる時、
「おっと、今日の過ごし方が1月と関係あるんだった!」
と、思い出しました。
▼詳しくは昨日のブログをどうぞ
聖なる十二夜のはじまり

1月に関わらず、目の前でまず望むこと。
家族で仲良く過ごしたい。
そーだ、こんな時こそ、ゆっくり話をしよう!

子どもは中3反抗期だし、
夫は、自分のことはあまり話さないから、
こないだから勉強仲間がよく話題にする
「エニアグラム」をやってみたいな〜と。

自己認識系のアクティビティには、
夫はわりと抵抗を示すので、どうかな〜と思いつつ
「エニアグラムって知ってる?」と聞くと、
「ああ、会社の研修とかでも時々やるよね」と、
以外とスムーズに受け入れられてビックリ!

子どもが「それ何?」と聞くので、
「人の性格を大きく9つに分けた時に、
自分がどれに当てはまるかを知ってたら、
自分のこともわかるし、
お互いを生かすつきあい方とかのヒントになるみたいよ」
と答えたら、夫も子どもも早速スマホでWEB診断。はやっ!

3人とも、同じサイトで診断してみて、
チェックの数の多さだけではありつつ、大体のタイプを知り、
「やっぱりな〜〜」とか、「え、そうかな???」とか、
お互いのタイプについてアレコレ話をしていました。

優劣を付けなくていい、シンプルな個性の違い。
生かすも殺すも、使い方次第。つまり自分次第。
鵜呑みにするわけじゃないけど、書かれている言葉は
自分のことも、相手のこともわかるヒントが満載で、
それを元に話すのってめっちゃ楽しい。大好物。

そして、私の持っていたエニアグラムの本が、
「愛し愛される人の9つの性格」という本だったので
思わぬ展開に!

WEB診断でサクッとそれぞれのタイプを診断した後、
子どもが、その本から、
タイプ別つきあい方の欄を読み上げてくれました。

それがさ〜〜。
あーゆー本って、おつきあいが始まるかどうか、
みたいなタイミングの恋人たちも読めるような言葉で
書かれている事が多いじゃない?

「このタイプはこういう配慮にときめく」とか、
「このタイプのこういう態度が2人の関係を深める」とか。

結婚して20年も経つ私たちをまな板に乗せて、
中学生の子どもが、
そういう言葉をニヤニヤしつつ読み上げるのが、
こっぱずかしいというか、何というか…(^^;)。

あ〜〜〜。でも、
なんだか、久しぶりに新鮮な気分になって、
その後で、寒い中、一緒に散歩に出たりもしましたが。

夫婦も20年も経つと、お互いの違いがわからなさになり、
変わらなさが一種の諦めになったりもしていきます。
「どうせかみ合わないからもういいや」とかね。

でもこうやって、客観的に
「○タイプの人はこういうことされたら傷つく」とか
「○タイプはこういう態度も愛情表現」とか書かれてたら、
「ああ、お互いに形は違うけど、向き合ってたんやなぁ〜」なんて、
じわじわ嬉しくなりました。

クリスマスマジックかな?
自分のことなんか、ま〜〜ったく話さない夫が、
晩ごはんの時に子どもの頃のクリスマスの話をしてくれたし、
エニアグラムにつきあってくれたりして。

中3の子どもも、気恥ずかしい言葉を読み上げつつ、
父と母も、最初は恋人たちだったってことを
初めて意識したんじゃないのかな。
これから自分もそうやって
誰かと深く知り合っていくのかな、なんて。

メリークリスマス。
来年の1月と関係のある日。
暖かい、いい時間でした。

(写真は、クリスマスのキャンドルコーナー)


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