『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

受講生からの感想(大人の講座)

2013年09月05日 | シュタイナー
時間論に参加しました。

時間の概念は、いつごろ、誰のためにできたのか。
そんなこと、考えたこともなかったけれど、
たかが、産業革命の頃から始まったのだそうです。

それまでは、狩や田んぼ仕事、家事をすることが中心で、
日が昇り、沈むという、自然のリズムに合わせて生きてきた人間。

自分の生活から仕事が離れ、外に働きに出るようになって、
いつ集まって、いつ終わるか、AさんやBさんがどのくらい働いたか、
数字で可視化する必要が出てきたそうです。

人が自分の都合のために作り出した時間に、
逆に支配されている現状の不思議。

「時間を節約することで私たちはどこへ行こうとしているのか」。
意外と、帰ってからは疲れてテレビを見たり本を読んだりして、
自分の時間を「つぶして」いることも多いことに気づきました。

子どもが生まれてから、
「子どもって、時間の概念がないんだ!」ということに
驚き、そして、困らされることになりましたが、
そりゃ、急ぐ必要が彼女たちにないのは当たり前。
時間に間に合わない、とか言うのは、大人の勝手な都合だもんね。

恥ずかしながら、私も時間を守れるようになったのは、
社会人になってしばらくしてから、でした。
自分の仕事を時間で測られることに、
無意識の抵抗があったのかもしれないな。

今は、仕事は数字で測れないことがわかっているので、
逆に、社会のルールも守るようになりました(^^)。


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