『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

『AI 分岐点に立つ人類』

2019年12月09日 | 『AI 分岐点に立つ人類』


『AI 分岐点に立つ人類』
~人間であることとは? アントロポゾフィ―からの警鐘
ニカノール・ペルラス著 内村真澄訳 涼風書林刊

この本は、『一般人間学』の読書会に、
持ってきてくださってたのを手に取ったら、
その本を持って来た人が勧めてくださって。

はい、アタリです。
めっちゃ興味あります!

そもそも私、ITの会社で広報やってたんですけど、
AIが進んで来た時、希望やワクワクを感じるより、
「人間って何?」の方を考えて立ち止まってしまって。
AIに、夢よりもむしろ危ういものを感じたのもあって、
会社から離れた、ってのもあるんだよね。

いや、その会社はめちゃくちゃ人を大事にする会社で、
私が、「人間を大事にしたい」という自分の想いを、
AIにどう重ねていいかわからなかっただけです。

その違和感という予感で
あんないい会社を離れるってのも
もったいなかった気がしますが。
(会社はステキな後任者が見つかって喜んでるかも^^;)

でも、どうにも違うと思ってしまって。
あ~、ほんとにもっと頭良くなって、
AIの怖さを克服できる具体的な能力が欲しかったなぁ。

「この本、欲しいけど高いなぁ~。
定職がない中で3000円は痛い…」と思ってたんだけど、
手に取ったら、やっぱり気になって、
買ってしまいました。
買ってよかったです。
この本、読みだしたら、赤線いっぱいです。
日本語的にも、本の構成としても、
とても親切だし読みやすいけど、
内容的にはすごく怖いです。

私に何ができるかな、と焦ります。

自分にできることの、とりあえずのひとつとして、
AIが猛烈な勢いで育つ時代に生きる人間として、
どう生きていけばいいのか。

この本に沿って、専門家でもなんでもない、
普通に暮らす私の日常の感覚の中で
ていねいに読んで、考えて、
できることをしていきたいと思います。

自分の力のなさがもどかしいけど、
もし興味のある方が一人でも二人でも増えたら、
その方たちが、それぞれの現場で考えて動かれるはず、
と、そのことに希望をつなぎつつ、
この本をご紹介しました。


▼不定期ですが、これから、ここで読んでいきますね。
この本のカテゴリを立てたので、興味のある方は
右枠プロフィール下の「カテゴリー」からどうぞ。



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