『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

夢の地図から3か月

2020年06月25日 | シュタイナー
神戸シュタイナーハウスの大人クラスで、
この春、「夢の地図」を作ってみました。
自分が何をしたいのか、近い将来、遠い未来にやりたいことを
大きな紙にコラージュしてみたのです。いい年して。

これ、もともとは子どもクラスで小学校を卒業する子がいるので、
その子たちが自分が今好きなものを集めて作ったらいいな~、
大人が隣で夢の地図作ってるのは、子どもにも良い影響あるだろうな~と思ったんだけど、
卒業時期がコロナ自粛と重なってしまい、結局、一緒には作れませんでした。

とは言え、
子どもは「好きなもの集め」、大人は「夢の地図」を作って、
それぞれのクラスで発表しよう、ということになりました。

一人で作業しながら、
自分でも言葉にできていなかったようなことが出てきたり、
画像を検索して心魅かれたようなことを貼り付けながら
「何でコレに魅かれてるんだろ」って転がしたりして作りました。

子どもクラスのオンライン設定をサポートしながら、
普段、結構クールな感じの子が、一晩で細かく作り込んで、
自分が心魅かれるものを素直に表現しているのに
こっそり感動していました。役得、役得(^^)。

大人もお互いに発表し合いました。
個人的には大風呂敷すぎて恥ずかしかったけど。

でも自分が何をしたいのか、改めて考えて表現してみたり、
一緒に学ぶ人が何を考えているのか聞かせてもらえたのは、
とても有意義な時間でした。
参加できなかった人がいたのは残念でしたが。

さて、それから3か月が経ちました。

今日オンラインで勉強会をしていたのですが、
エゴだらけの小さな私がしたいことと、
不安や怖れに縛られずに真っすぐに自分である大きな私がしたいことは
全然違うんだろうね、ということを話していました。

具体的に言うと、
小さな私は、いくら「〇〇したい」と顕在意識で思っていても、
無意識では「失敗が怖い」という状態に縛られています。
だから私も、3か月経った今もあんまり状況が変わってない。

人や状況のせいにしたり、
時間がないと言ったりしないだけ、
成長、と言えるかもしれないけれど。

その「〇〇したい」は、エゴだらけの小さな私の望みなのか、
自分がこの世に生まれた意味を知っている大きな私なのか、
そのグラデーションの中のどのあたりの私がしたい事なのか。

私は言葉にしたい性癖(と呼んでしまうけど)があるので、
「なぜ私はそれがしたいの」とか、
「それをすることで、どういう世にしたいと思ってんの?」とか、
いくらでも自分で問いを深めたくなるのです。
だけど、行動力に課題アリ。

人によって、どっちが得意、のバランスは違うけれど、
行動力と、考える力、両方必要なんだよなぁ。
もちろん、感じる力もフルに動員して。

エゴが濁りだとしたら、
少しずつ透明になることで、
史上最高の自分になっていきたいな。


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