「かもめ食堂」 荻上直子監督
「めがね」 荻上直子監督
「山のトムさん」 上田音監督
などなど…。
小林聡美さんとか、もたいまさこさんとかの、
なーーーんにも起こらない系の映画が、わりと好きです。
なんなんだろ、あの空気感。
前向きでも後ろ向きでもない、
誰でもなんやかやあって、
ほんのちょっと傷ついたり癒されたりする、
誰かのふつーの日常を描いた映画。
ご存じの方も多いと思うけど、
どのくらい何も起こらないかと言えば、
たとえばね。
北欧の、誰もお客さんが来ない日本食レストランが舞台で、
その店で出すメニューがひたすら「おにぎり」、とか。
ヒマな民宿のオーナーが、お客さんに
「これ以上お客さん来ちゃうと困るからいいんです」
って、返事する、とか。
ネズミを捕って欲しかったら抱っこしちゃいけないのに、
家族全員、一人の時にこっそり猫を抱っこして頬ずりする、とか。
飼ってるヤギが近所の畑を荒らして、
家族が当然のようにその畑を手伝いに行く、とか。
美男美女じゃなくても、地球が滅亡しなくても、
スポーツに人生賭けなくても、2時間でピンチを脱出しなくても、
ふつーの日常の中で、このくらいの事件がひとつあれば、
それだけでもう大変で、それだけでもう充分なんだ、
って思える、やさしいやさしい映画たち。
そーなのよ。
私だって、何年も前に投げつけられた言葉や投げつけた言葉を、
今でも時々思い出しては古傷がうずくもの。
そんなに都合良く、強くはなれませんってば。
言った方は、時々思い出せる程度に、
言われた方は、それが、何か?
と思える程度にはなったけど。
「あれ以来、人に投げつけてなければいいな」と願うけど、
たぶん私は、ある種の痛みに鈍感だから、何とも言えないわ…。
「あれ以来、人に投げつけてなければいいな」と願うけど、
たぶん私は、ある種の痛みに鈍感だから、何とも言えないわ…。
なーーーんにも起こらないように見える、
あなたの人生も、私の人生も、
それぞれなりに大変(自分比)だったりするから、
「今、大変なんだ~」って言っていいよね。
そういや、自粛中、
昔の友達がメール、のち電話してきた。
「ずっと前にあったようなことが、最近またあってさー」って。
「私でよかったら聞くよー」と思って、
長電話モードでスタンバイしてたら、
彼女、本題に入りかけて立ち止まり、
「やっぱり、これはもうちょっと熟成させたいから、
また今度話すことにしようかな」って。
私も「あ、そ? うん、じゃあまた気が向いたら」って。
煮詰まるほど大変なわけじゃないけど、
聞いてくれたら手っ取り早く整理できそう、
でも、手間かかっても自分で整理してみた方がいいな、
…くらいの、心の変化。
自分のペースが許される、
相手のペースを尊重できる、
ふわ~っと包まれてるやさしい感じ。
あ、もしかして、
「スローライフ」とゆーものが人気なのって、
こーゆー「人それぞれに流れる時間」が
大切にされるからかな!!!
今日の余談:
レタス食べ放題週間。
3日目にして、先が見えてきた。
写真は、1日目→2日目→3日目です。
彼女、本題に入りかけて立ち止まり、
「やっぱり、これはもうちょっと熟成させたいから、
また今度話すことにしようかな」って。
私も「あ、そ? うん、じゃあまた気が向いたら」って。
煮詰まるほど大変なわけじゃないけど、
聞いてくれたら手っ取り早く整理できそう、
でも、手間かかっても自分で整理してみた方がいいな、
…くらいの、心の変化。
自分のペースが許される、
相手のペースを尊重できる、
ふわ~っと包まれてるやさしい感じ。
あ、もしかして、
「スローライフ」とゆーものが人気なのって、
こーゆー「人それぞれに流れる時間」が
大切にされるからかな!!!
今日の余談:
レタス食べ放題週間。
3日目にして、先が見えてきた。
写真は、1日目→2日目→3日目です。
それでも多いけど。
今日は、付け合わせに
もやしと人参とレタスのナムル風を添えました。
シャキシャキ感覚×2で、ごま油風味が絶妙に食欲そそる!
食べたら全然ボリュームないのに、
生の状態がウソみたいに減っていくのが不思議。
今日は、付け合わせに
もやしと人参とレタスのナムル風を添えました。
シャキシャキ感覚×2で、ごま油風味が絶妙に食欲そそる!
食べたら全然ボリュームないのに、
生の状態がウソみたいに減っていくのが不思議。