「子どもを一人で育てられるか」、
と聞かれたら「NO」と答えます。
仕事中、子どもを見ていられないから、
という意味じゃなくて、
まわりで見ててくれる人が他にもいて、
自分には気づかないとこホメてもらったり、
信頼できる人に「大丈夫」って言ってもらうことで、
不安を乗り越えて安定した気持ちになれたから。
だから、言葉の暴力をふるい続ける、
精神的に安定しない夫に、
身も心も振り回されて疲れ果てている友人には、
なんて言ったらいいのかわからない。
そのままガマンしてろ、とは言えない。
さっさと分かれてしまえ、とも言えない。
だけど、大好きなママが、
いつも悲しい顔をしている状態は、
パパがいないよりも、たぶん
もっと辛いかもしれなくて。
「別れたいけどお金がない」、
と書いた単行本の帯が、
ふと本屋で目に入った。
なんか、なんか~~~、
すごいわ。
このオソロシイ偶然。
自分で答えを出すしかないけど、
南米の大家族みたいに、
親戚やご近所さんみんなで助け合いながら、
わちゃわちゃ育っていけたらいいんだけどね。
一面でそれはわずらわしくて、
それを切り捨てた自由と引き換えの核家族。
なんと言うか…いざという時に弱いけど、
やっぱり、地縁、血縁、家の格、分相応、が、
自分よりも大事、なんて価値観には戻れない。
とりあえず、
まわりのいろんな人とつながって、
いっぱい助けてもらうことから始めて、
望んでいる方向に踏み出す体力・気力を
充電させていくか、って感じ。
SOSが出せることで、
子どもが守られる、ってことは
いっぱいありそうです。
大人も子どもも、
もちろん問題を抱えた大人も、
幸せに生きて欲しいなぁ。
だけど、自分が犠牲になるのは違うからね。
自分も生かさないと!
夫婦関係が安定した秩序の下に維持されている家庭か、それとも不安定な争いの絶えない無秩序な戦場か?
夫婦間の不和が子供に与える影響を思えば、親が個人としてどう生きるか、などといったことは本来どうでもいいことです。
先ず優先させるべきは子供の精神的安定であって、それ以外には無いでしょう。