春のうららかな日差しの中で、
元気に緑を茂らせている、この樹。
歩みを進めて正面に来たら、
うそっ、幹の中が見事に空洞だった!
よく立ってられるな、この樹。
近所の散歩ルートだけど今まで気づかなかった。
なのに今日は「え、これって私っぽい」と、立ち止まってしまった。
私も時々(いつも?)こういうことある、って。
中身がスカスカなくせに、
元気に見せたくて、外だけ普通に立ってみる。
誰のために、何のためにかわからないけど、
反射的に大丈夫なふりをする。
心配されたくないのもあるし、いい恰好をしたいのもある。
外から見て大丈夫なように見せたいくせに
「もうちょっと助けてほしい」と思ったり、
自分でいい恰好してるくせに、
「わかってほしい」と思ったり。
我ながら、バカじゃないの??
「アンタは一体どーしたいのよ!!」
って感じです。
普段の正解はたぶん
「それもコミで付き合いたい」
でも私の本当の願いは
「中身の詰まった樹になりたい」
みたいなとこ。あ~、ややこしい!
中がちゃんとしていたら一番いいんだけど、
外だけでも、ふりだけでも、元気に立ってたら、
そこから新しい芽が出て、葉っぱが伸びて、
いつしか外側が成長してその樹を支える。
この樹みたいに。
え、もしかして、この樹、私を励ましてる??
ボロボロの中身は、
中がちゃんとしていたら一番いいんだけど、
外だけでも、ふりだけでも、元気に立ってたら、
そこから新しい芽が出て、葉っぱが伸びて、
いつしか外側が成長してその樹を支える。
この樹みたいに。
人からの評価に一喜一憂する人や、
資格マニアは
私とは対極だと想っていたけど
自分と似てるからイヤだったんだな。
え、もしかして、この樹、私を励ましてる??
ボロボロの中身は、
「私、ボロボロだ」と認めることで、
意外とこの樹の養分になったりして。
…と思えるあたりが、
意外とこの樹の養分になったりして。
…と思えるあたりが、
中年の強みであり、
ふてぶてしさであり、
ふてぶてしさであり、
やわらかさでもある。
ほぉ。
なかなか味わい深い樹に会えました。
ほぉ。
なかなか味わい深い樹に会えました。
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