私、ほんまにアホやなぁ〜と
つくづく思います。
数日前、自分が穏やかすぎると気づいて、
「怒りたい!」という思いに燃えてました。
だけど、別に、怒りたいわけじゃなかった。
怒らないことは、 いいことだらけだったし。
人の考えを否定してイヤな思いをさせないし、
何より、温厚でカシコそうに見えるし(^^)。
それでは、自分が無意識に封印していた願いは、
何だったのかと言うと、
「自分の考えを、まっすぐ表現したい」
っていう、当たり前のことでした。
ほんま、そんなことも意識できてなかったなんて、
しみじみ、つくづく、アホやなぁ。
人と揉めたい人なんかいないけど、
まっすぐ表現してぶつかるなら、その覚悟をする。
身の回りの大事な人と、考えが違う時に、
立場や相手の気持ちを優先せず、かと言って自分にも固執せず、
フラットに開示して、互いに正解を探る。
そんな覚悟が欲しいだけでした。
立場とか、マウント取るとか、どっちでもいい。
自分の考えをフラットに提出し、
その結果を引き受ける覚悟があるかどうか。
そこだったんだな〜。
何かしたいことがあっても、
「こんなこと言ったら迷惑だろうな」とか、
「立場的に、言うべきじゃないな」とか、
「やっとまとまりかけてるから、それでいいや」とか。
なんか、これまで自分の考えを黙らせてばっかりだったな。
なまじっか温厚な性格で、無責任な立場だから、
自分の考えを自分だけが知っていたらいいや、って感じで、
怒らないことは、怒ることよりラクだったのかも。
それって、ひっくり返したら同じだよね。
自分の考えを押しつけて、違う意見の人に怒る人と、
自分の考えを隠して、違う意見の人と距離を取る私と。
「両方の意見を検討して
正解に近づこうとする努力をしない」
という点で、同じ。
昨日、3者で最終確認のための長電話をしていた時、
私の修正案に対して、一人が現状維持を主張したのね。
そしたら、私、
「そういう意図で書いているなら、今のまま行きましょう」
って、自分の意見を下ろしたの。
著者が責任を持つんだから、確信犯ならいいや、って。
私は、最後だけ関わってるんだし、
ゴリ押しする立場でもないな、
って言う判断もあって。
だけど、もう一人、発行者が
「私も、オキツさんと同じように感じます」と言った時、
私、また簡単に
「読者として読んだら、そういう印象を持ちました」って、
自分の意見を再度提出したりして。
バカすぎる。
いい本を作りたいという意図を共有するなら、
キャッチボールして伝える努力をすればいいのにね。
せめて、2~3回でも。
自分は性格的にキレたりしないし、
相手だって、コドモじゃないんだから、
「このままでは読者に対して突き放しすぎだから、
この言葉に関しては欄外に解説を入れたら親切だと思う」とか、
ふつうに、熱を込めてお伝えしたらいいんだよ。
なのに。
これまで、十数年。
仕事をする時には、自分の考えより、
会社全体が進む方向に沿って、
スムーズに物事がはかどるのを優先するクセが
身についてしまってるんだよな~。
会社から給料もらってるから。
会社から離れたのに、
相手の考えや、場の空気を優先するクセが抜けなくて、
自分の考えや感覚を伝えるだけの事が、
なんだかむやみに難しい。
目指すのは、「怒りたい」んじゃなくて、
「恐れずに立つ」だったのね。
自分の考えや感覚をまるごと引き受けること。
そうして、少しずつ自分の声に信頼を置いて、
熱意を持って実行していくのが、
今後10年かけて自分を育てる課題の方向。
2020年1月。
まだ始まったばかり!
▼ご予約、受付中です。(3月1日発売予定)
『名言で辿るR・シュタイナーの思想と生涯』
単行本:252ページ
発行日:2020年3月1日
著者:ルドルフ・シュタイナー
編著:竹下哲生
発行者:高橋祐太
SACS-BOOKS
価格:2400円+税
つくづく思います。
数日前、自分が穏やかすぎると気づいて、
「怒りたい!」という思いに燃えてました。
だけど、別に、怒りたいわけじゃなかった。
怒らないことは、 いいことだらけだったし。
人の考えを否定してイヤな思いをさせないし、
何より、温厚でカシコそうに見えるし(^^)。
それでは、自分が無意識に封印していた願いは、
何だったのかと言うと、
「自分の考えを、まっすぐ表現したい」
っていう、当たり前のことでした。
ほんま、そんなことも意識できてなかったなんて、
しみじみ、つくづく、アホやなぁ。
人と揉めたい人なんかいないけど、
まっすぐ表現してぶつかるなら、その覚悟をする。
身の回りの大事な人と、考えが違う時に、
立場や相手の気持ちを優先せず、かと言って自分にも固執せず、
フラットに開示して、互いに正解を探る。
そんな覚悟が欲しいだけでした。
立場とか、マウント取るとか、どっちでもいい。
自分の考えをフラットに提出し、
その結果を引き受ける覚悟があるかどうか。
そこだったんだな〜。
何かしたいことがあっても、
「こんなこと言ったら迷惑だろうな」とか、
「立場的に、言うべきじゃないな」とか、
「やっとまとまりかけてるから、それでいいや」とか。
なんか、これまで自分の考えを黙らせてばっかりだったな。
なまじっか温厚な性格で、無責任な立場だから、
自分の考えを自分だけが知っていたらいいや、って感じで、
怒らないことは、怒ることよりラクだったのかも。
それって、ひっくり返したら同じだよね。
自分の考えを押しつけて、違う意見の人に怒る人と、
自分の考えを隠して、違う意見の人と距離を取る私と。
「両方の意見を検討して
正解に近づこうとする努力をしない」
という点で、同じ。
昨日、3者で最終確認のための長電話をしていた時、
私の修正案に対して、一人が現状維持を主張したのね。
そしたら、私、
「そういう意図で書いているなら、今のまま行きましょう」
って、自分の意見を下ろしたの。
著者が責任を持つんだから、確信犯ならいいや、って。
私は、最後だけ関わってるんだし、
ゴリ押しする立場でもないな、
って言う判断もあって。
だけど、もう一人、発行者が
「私も、オキツさんと同じように感じます」と言った時、
私、また簡単に
「読者として読んだら、そういう印象を持ちました」って、
自分の意見を再度提出したりして。
バカすぎる。
いい本を作りたいという意図を共有するなら、
キャッチボールして伝える努力をすればいいのにね。
せめて、2~3回でも。
自分は性格的にキレたりしないし、
相手だって、コドモじゃないんだから、
「このままでは読者に対して突き放しすぎだから、
この言葉に関しては欄外に解説を入れたら親切だと思う」とか、
ふつうに、熱を込めてお伝えしたらいいんだよ。
なのに。
これまで、十数年。
仕事をする時には、自分の考えより、
会社全体が進む方向に沿って、
スムーズに物事がはかどるのを優先するクセが
身についてしまってるんだよな~。
会社から給料もらってるから。
会社から離れたのに、
相手の考えや、場の空気を優先するクセが抜けなくて、
自分の考えや感覚を伝えるだけの事が、
なんだかむやみに難しい。
目指すのは、「怒りたい」んじゃなくて、
「恐れずに立つ」だったのね。
自分の考えや感覚をまるごと引き受けること。
そうして、少しずつ自分の声に信頼を置いて、
熱意を持って実行していくのが、
今後10年かけて自分を育てる課題の方向。
2020年1月。
まだ始まったばかり!
▼ご予約、受付中です。(3月1日発売予定)
『名言で辿るR・シュタイナーの思想と生涯』
単行本:252ページ
発行日:2020年3月1日
著者:ルドルフ・シュタイナー
編著:竹下哲生
発行者:高橋祐太
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