羊さんの毛からつむいだ糸を生かすべく、
ボトルカバーを作っていました。
で、途中まで織ってみたんだけど、
どー考えても経糸の長さが均等じゃない。
だいたいは同じなんだけど、
ボトルカバーの高さがデコボコになる。
手の中でデコボコに出来上がっていくそれを眺めながら、
「なんか妥協してる~」と、いったん全部ほどきました。
ほどくのはカンタン。
経糸をしゅ~っと抜くだけです。
どーしたもんだかな~と、
いったん、毛糸に戻ったソレと、
ボトルを見比べているうちに
「ぴんぽ~ん!」ひらめきました。
直接ボトルにより添いながら作ろう!
で、コレ。
厚紙につまようじを貼り付け、
ボトルにぐるりと一周。
底の中心は、経糸がクロスになるので、
カゴ編みたいに数本ごとにぐるぐる織って、
いざスタート!
色味も考えます。
底の方は深く沈む、どっぷりと濃い色に、
上にいくにつれて、
「入って来て~」というような軽やかな色に。
一番底は、あかねで染めた色。
そこから、すおうとか、クルミの殻とか、
入るのを誘う、入ってきたのを受け止める、
重さと軽さの感覚で色を配置していきます。
織り進むに連れて、厚みの分だけ経糸が縮み?、
「ボトルより短くなっちゃったな~」と思ったけど、
最初に計ったんだからそれを信じてフィニッシュ。
ボトルに着せて、タテヨコを整えたら、
ちゃんとフタまでピッタリのサイズでした~。
やんややんや。
糸紡ぎのヘタクソさ(均一な太さじゃない状態)が、
なんか、手仕事感満載のいい味になってる!
やや贔屓目ですが、満足しています。
これは、色的に温かいものを入れた時用。
夏の、冷たいもの入れた時用のを、
黄色系でもうひとつ作ってみようかな~。
とか思いつつ、
夏にはこんな小さいボトルじゃ足りないから、
やっぱり、これは暖かい用だけで完成!
やった~!
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