ワンアップなMacintoshマネージャーの私的センテンスVer9.2.2.

東京都昭島市の輸入車専門店「カーステージワンアップ」のマネージャー『ちょりた』が久しぶりにブログをご担当いたします。

メルセデス・ベンツ190E(W201)のVベルトテンショナー交換★

2010年11月05日 23時43分41秒 | ワンアップなメンテナンス
'93年式W201、メルセデス・ベンツ190Eが
Vベルトテンショナー(タイトナー)の交換で入庫しました

エンジン始動時やアクセルを踏み込んだときに
ベルトがブレる様なパタパタ音がしたら要注意
ベルトテンショナーの劣化が酷くなってくると
アイドリング時、常にパタパタ音がします。これが次第に大音量になっていきます。

よっぽどほっとかないとプーリーが飛んだり外れたりはしませんが
この『パタパタ音』は精神的に気分が悪いので交換した方がよいですね


今回は4気筒のW201なのでエンジン前のスペースが広く作業がし易いです。
専用パーツソフトウェア『EPC Flexible Publishing』で見てみます



・ベルトテンショナー 純正品番:102 200 66 70
・テンショナーダンパー 純正品番:102 200 14 14
品番の7桁8桁が違う場合も有ります。頭が『102』は4気筒もの、『103』は6気筒ものです。



さてさて作業です。
ファン周りを外しテンショナーにアクセスします。
この年代のメルセデスは、Vベルトのテンション強度が自動アジャストではなく
張り具合を自分で調整しなければなりません。



Vベルトの張りはテンショナーのセンターボルトを緩めて
デスビの横にある長いナットを回して調整します。
これはテンショナーと棒で繋がっています。



センターボルトを外します。根元に張り具合の目盛りがあります。
これはあくまでも見当の目盛りですので、張りを出す際の相対的な見方として使います。



テンショナーはステーで留まっています。
残り2本のボルトを外します。



テンショナー本体に繋がっているショックも外します。



さぁ取れました



逝かれてしまったベルトテンショナーです。
黒い棒みたいなショックと、左下の丸いゴムを圧搾注入した台座がダメになり、
エンジンと各プーリーを回しているVベルトの振動を吸収出来なくなります。




新しいベルトテンショナー。おにゅ~な部品って、イイですね



先にテンション調整バーを入れます。これをテンショナーに咬ませるよう
角度を合わせて本体を差し込みます。



さぁ各部再装着、サクサクやります

組み付け後、Vベルトの調整をして終了、パタパタ音も無くなり調子が戻りました

これもゴムの劣化系です。エンジンマウントのヘタリと同じで
症状の出方が顕著なので、絶対に行うメンテの一つですね。






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