痛飲した翌朝。
昨日からずっとラーメンが食べたかった。
LOFTからの帰り道いくつものラーメン店の誘惑を断ち切り帰宅はしたものの昨夜眠れずに欲望と戦ったわけではないが依然気持ちは変わらず。
で、どんなんが食べたいかというと昔新高円寺は青梅街道沿いにあった大和や阿佐ヶ谷大慶、古くは環七土佐っ子ラーメンのような醤油豚骨の背脂チャッチャ系。
だのに何故歯を食いしばり俺は行くのか荻窪ビンギリへ。
全く毛色の所謂違う勝浦タンタンメン。
なんでも都内ナンバー1(俺調べ)らしいがなんせ勝浦タンタンメン自体初めて食べるので噂の真意はわからない。
労働者階級にとって(そうじゃなくても)営業時間が平日12:00-14:30というのはハードルが高く以前から行列を尻目に通り過ぎるだけだったが念願のタイミング。
行列に接続して待つ事15分で開店。
一杯一杯とても丁寧に作る店主から出された勝浦タンタンメンは真っ赤なスープに玉ねぎ、挽肉、ニラ、山椒、胡椒がたっぷり。
まずラー油で膜が張られてもの凄く熱い。
そしてむせる。
汗だく。
鼻水が垂れる。
店内もむせる咳があちこちから聞こえる。
無料ライスに乗せるは底に沈んだたっぷりの玉ねぎ、ニラ、挽肉で〆。
美味かったが山椒がけっこう苦手なことを忘れていた…
痛飲、暴食の果ての夕方ウォーキング。
とても美しい夕焼けだった。