ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

学校空爆で、子どもなど100人超殺される、最大の被害

◆◆8/10記事◆◆

 

◆8月10日 ガザ学校空爆、約100人死亡 「軍事拠点」とイスラエル、ハマスは否定(時事通信)
 軍は10日、ガザ市の学校でハマスなど戦闘員約20人が活動していたとミサイル3発を撃ち込み、避難していた子供を含む約100人が死亡した。約150人が負傷し病院に搬送され、重傷者が多く、死者は増える。学校はモスクに隣接し、戦闘を逃れて身を寄せていた避難民が礼拝に集まっていた時間の攻撃で多くの犠牲者が出た。軍が最近、ハマスの拠点として民間施設への空爆を強める中で最大規模の被害だ。ハマスは「民間人を狙う犯罪を正当化するためのでっち上げだ」と否定した。エジプトは「ガザの民間人への攻撃は、イスラエル側に痛ましい戦争を終わらせる政治的意図がないことの表れだ」、カタールも「無実の市民に対する恐ろしい犯罪だ」と批判した。アルバネーゼ国連特別報告者(パレスチナ担当)は10日、「イスラエルは病院や学校、難民キャンプでパレスチナ人を虐殺している」と糾弾した。 

◆8月10日 ガザでまた学校空爆、100人超死亡 停戦交渉の再開に影響必至(朝日新聞デジタル)
 米国などは15日の停戦協議再開を呼びかけているが、交渉への悪影響は必至だ。
ハマスは、「パレスチナ人の絶滅戦争を継続していることを明確に示した」と非難し、停戦交渉への対応については触れていない。

◆8月10日 ガザで学校空爆、90人超死亡 米など再開要求の停戦協議に影響も(朝日新聞デジタル)
 軍は10日、「学校のハマスの指揮統制センターを正確に攻撃」「空爆に先立ち、民間人のリスクを減らすため、精密な弾薬の使用、空中からの監視、情報収集など数多くの措置をとった」とした。

◆8月10日 米政府、イスラエルに35億ドル融資 武器や軍事装備品購入で(ロイター)
 米国務省は9日、武器や軍事装備品の購入費として35億ドルを融資すると発表した。4月に議会で可決されたイスラエルに対する140億ドルの追加予算法案からこの資金が支払われる。

◆8月10日 米高官、イスラエル極右閣僚を名指し批判 停戦反対に「言語道断だ」(朝日新聞デジタル)
 極右政党の党首スモトリッチ財務相が9日、米国などの停戦交渉の再開提案に「降伏を押しつけるものだ」と交渉を拒んだことに、米政府高官が「言語道断で馬鹿げている」と強い口調で非難した。名指しで激しく批判することは、極めて珍しい。

◆8月10日 中東情勢緊迫化、誰の利益にもならず 米がイスラエルに指摘(ロイター)
 ブリンケン米国務長官は9日、ガラント国防相と電話会談し、イスラエルの安全保障に米国の断固たる決意を再確認し、緊張の激化はいずれの当事者にとっても利益にならないと伝え、停戦の必要性を強調した。

◆8月10日 イラン精鋭部隊、改めて報復明言 大統領はイスラエル攻撃反対か(信時事通信)
 ペゼシュキアン大統領が全面戦争を招く可能性を懸念し、革命防衛隊にイスラエルへの直接攻撃を思いとどまるよう説得を試みている。 


◆ひかるの呟き◆
朝の礼拝中にミサイル3発を撃ち込み。100人以上が殺された。20人の戦闘員を目標に100人を殺し、何が民間の被害を避けたなどといえるのか。4人の人質救出として300人以上を殺したではないか。ハマスが、といえば国際社会が批判できないことを見越している。イスラエルはパレスチナ人の皆殺しに本気で踏み込んでいる。停戦交渉を提案しながら、35億ドルの軍事支援、停戦を拒否するイスラエルを怒鳴りつけてもハラは知れているのだ。15日の停戦交渉までにハマスが反撃すれば、自衛権行使の戦争継続の口実にされる。停戦を実現させるのは国際社会の、いや日本の、いや私自身の声と行動だ。

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