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◆7月31日 【速報】イスラム組織ハマスのトップ・ハニヤ氏がイスラエルの空爆で殺害される…イラン新大統領就任式参加後テヘランの邸宅で(FNNプライムオンライン)
31日、イスマイル・ハニヤ氏がペゼシュキアン大統領の就任式に出席たあと、テヘランの邸宅で軍による攻撃で死亡した。軍の公式のコメントは出ていない。
◆7月31日 ハマスの指導者ハニヤ氏が殺害される、テヘラン市内の自宅で(ロイター)
ハマスは「テヘランの自宅でシオニストの不誠実な襲撃」により死亡、イラン革命防衛隊は「今朝早く、テヘランの邸宅が襲撃され、ハニヤ氏と護衛1人が殉教した」とした。
◆7月31日 ハマスの最高指導者ハニヤ政治局長が殺害される テヘランで襲撃(朝日新聞デジタル)
・99%イスラエル側の攻撃。支持率の低いネタニヤフ首相は大きな成果が欲した。ハニヤ氏殺害の機会をうかがい、カタールからの出国を狙っていた。
・ハニヤ氏は、ハマスの政治部門トップ、2019年にガザを離れ、カタールで亡命生活を送り、現在はドーハが拠点。イスラエル側はガザでの戦闘指揮ヤヒヤ・シンワル氏の殺害に固執している。ペゼシュキアン新大統領は、弔意を示し、「「イランは領土、尊厳、名誉を守る」とした。フーシ派は「ハニヤ氏を標的にすることは凶悪なテロ犯罪だ」と非難した。アッバス議長は、「卑怯な行為で、危険な事態だ」と非難した。
イスラエル首相府は各閣僚に対して、今回の件でコメントしないよう指示した。
◆7月31日 ハマス最高指導者、訪問先のイランで殺害される 「イスラエルが殺害」と主張(産経新聞)
ハニヤ氏は1962年ガザ市の難民キャンプ生まれ。ガザ市のイスラム大卒。87年からのインティファーダ(反イスラエル闘争)に参加。イスラエルに何度も拘束、投獄され、92年レバノンに追放。93年ガザに戻った。2006年ハマス単独の自治政府内閣の首相。07年3月ハマスとファタハなどによる連立内閣で首相を続投したが、ハマスとファタハの抗争が収まらず6月に解任。その後も「首相、17年5月、ハーレド・マシャル氏の後継の指導者兼政治局長に選出された。
◆7月31日 ハニヤ氏暗殺 イラン最高指導者、イスラエルへの「報復」宣言(毎日新聞)
ハメネイ師は31日、イスラエルに対する報復を宣言した。「シオニスト体制は我々の家で客人を殉教させ、自ら厳しい処罰への下地を整えた」「イラン領内で起きた事件に報復するのは我々の義務だ」と述べた。
◆ 報復攻撃、強度はまだ低め 識者がみるイスラエルのベイルート空爆(朝日新聞デジタル)・高岡豊・中東調査会協力研究員のインタビュー。
焦点は、報復の強度や程度。強度の高くない「要人暗殺」から始めた。今回の首都近郊の住宅地への空爆は、強度の面で「一線を越える」行為だが、地上侵攻、社会資本を壊滅まではしていない。。
◆7月31日 ハマス、最高指導者殺害でイスラエルへの報復明言 イランも同調で中東の緊張増大へ(産経新聞)
イスラエルはこれまでハマスのトップの暗殺を謀ってきた。創設者のヤシン師、ランティシ氏を相次いで殺害。ハニヤ氏は「現実的で穏健」。昨年10月を主導したシンワール氏は停戦を拒否する「最強硬派」。イランは警備体制の甘さで、メンツをつぶされた。2020年には「核開発の父」核科学者がテヘラン近郊で暗殺されている。ハニヤ氏殺害は、「ヒズボラ」のナンバー2を狙って30日夜に行った攻撃の数時間後に起きた。オースティン米国防長官は31日、「戦闘(の拡大)は不可避だとは思わない。常に外交の余地はある」と述べた。
◆7月31日 ハマス指導者ハニヤ氏殺害、訪問先イランで ガザ停戦協議に影響か(ロイター)
イスラエルはコメントを出していない。ハマスの幹部は「ハニヤ氏暗殺はハマスの意志をくじくことを狙った重大なエスカレーションだ」、ハマスは進んできた道を今後も続ける」「われわれは勝利を確信している」と述べた。
◆7月31日 パレスチナ人拘束者にイスラエルが残虐行為、水責めなど=報告書(ロイター)
国連人権高等弁務官事務所が30日公表の報告書で、何千人ものパレスチナ人がイスラエルに連行・拘束され、拷問を受け、50人以上の死者が出ている。昨年10月の奇襲攻撃後、多くの人々が軍事攻撃から逃れようと検問所に行ったところを拘束されたり、避難先の学校や病院から連れ去られた。目隠し、手錠をかけられ、「檻のような」軍事センターに入れられて長時間オムツだけの着用もあった。53人が拘束中に死亡した。「水責めや、犬を放つなどぞっとする行為が行われ、国際人権法や国際人道法に著しく違反している」と批判した。拘束者の即時解放と人質の早急な解放を要求した。
◆7月31日 イスラエルがレバノン首都を報復攻撃 ヒズボラ幹部が標的、米制裁対象のナンバー2か(産経新聞)
3人が死亡、85人が負傷。ハーレツ紙は、標的はヒズボラのナンバー2で軍事作戦を指揮するフアド・シュクル幹部だと伝えた。米国は2015年に同幹部を制裁対象に指定した。イスラエルが攻撃を認めることは珍しい。ガラント国防相は「ヒズボラはレッドライン(越えてはならない一線)を越えた」、オースティン米国防長官は事態の悪化に懸念を示し、戦闘の激化は避けられるとした。
◆7月31日 イスラエル軍、ヒズボラ司令官殺害と発表 ベイルート空爆で(ロイター)
軍は30日夜、ベイルート周辺への空軍戦闘機による攻撃でヒズボラの司令官で作戦本部トップのファド・シュクル氏を殺害したと発表した。
◆7月31日 イスラエル軍、レバノン首都郊外を攻撃 ヒズボラに報復(CNN)
30日、軍は占領するゴラン高原攻撃の報復として、ヒズボラの司令官を標的にベイルート郊外をドローン1機とミサイル3発で攻撃し、1人が死亡、数人が負傷した。攻撃されたエリアは人口が多く、ヒズボラが拠点を置いている。イスラエルは今回の攻撃を米国に前もって通知した
◆ひかるの呟き◆
ガザ難民キャンプ生まれのイスマイル・ハニヤ氏がイスラエルによって暗殺された。彼の政治信条や思想には与さないが、同じ時代を生き闘った人間として、その生き方に敬意感じている。イスラエルは挑発し、ガザ勢力の苦渋の反撃を待ち構え、百倍の攻撃を仕掛けてくる。ガザのマッスーシの周辺の人たちは、これで攻撃が終わると期待していると語っている。これもガザの現実だ。