ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

17日、24時間で25の標的を空爆、81人が死亡、198人が負傷

◆7月18日 イスラエル国防相、人質解放合意へ条件整う 米国防長官と電話(ロイター)
 軍は17日もガザ中部を攻撃、9人が死亡、ラファでは「情報に基づく精密作戦」で戦車が急襲。軍の攻撃で過去24時間に25の標的を空爆、81人が死亡、198人が負傷した。軍は昨年10月以降、ハマスの軍事部門指導部の半数を排除し、戦闘員約1万4000人を殺害または拘束したという。
 ガラント国防相はオースティン米国防長官と電話協議し、ガザでの軍事作戦で人質解放の合意を可能にする条件が整ったとした。「ガザにおけるIDF(イスラエル国防軍)の作戦が、人質返還の合意を達成するために必要な条件をもたらした」という。

◆7月18日 80人超死亡、200人負傷、イスラエル軍のガザ攻撃続く 政権内部の対立は深刻化か(産経新聞)
17日、ネタニヤフ首相率いる右派与党リクード出身の閣僚らが、ハマスと人質解放の合意を結ぶべきと主張し、戦闘継続を求める極右政党の閣僚と対立した。

◆7月18日 ガザ検問所再開へ協議不調 米・イスラエル・パレスチナ(時事通信)
 17日、ラファ検問所再開に向け、米国とイスラエル、パレスチナ自治政府の3者が協議。イスラエルは、自治政府に検問所運営の要員派遣を求めたが、条件が合わず話し合いは不調に終わった。会合は先週、テルアビブで秘密裏に行われた。軍は5月初旬にラファ検問所を制圧。エジプトは検問所からの軍の撤退と自治政府による運営を主張。ネタニヤフ首相は、自治政府のガザへの関与を拒否している。

◆7月18日 米軍、ガザ支援物資搬入の桟橋運用を終了 稼働わずか20日(ロイター)
 米軍は17日、支援物資搬入のためのガザ沿岸に設置した浮桟橋の運用を終了した。バイデン大統領は3月、浮桟橋の設置発表。5月、援助物資の輸送を開始、悪天候と物資供給の難しさにより実質的な稼働は約20日。米中央軍副司令官のクーパー海軍中将は会見で「桟橋を使った海上任務は完了した。そのため、桟橋を使用する必要はなくなった」。援助物資の分配作業は今後、イスラエルのアシュドッド港に移され、キプロスもしくは船上にある援助物資が数日中にアシュドッドに運ばれる予定だ。


◆ひかるの呟き◆
17日もガザへの空爆・砲撃は続いている。ガザに住むパレスチナ人という理由だけでイスラエルに殺されている。封鎖され、逃げることはできない。シェルターも地下鉄もない。部屋の片隅にうずくまる以外にない。米軍が浮き桟橋を撤去した。世界中のクルーズ船やフェリーを接岸してガザの人々に「脱出」の選択肢として使えたのに。一刻も早い停戦を。

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