ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

ガザ中部の国連運運営の学校攻撃で23人死亡 南部と中部でも57人死亡

◆7月17日 ガザで学校空爆、23人死亡 国連の校舎、7割被害(時事通信)
 軍は16日、ヌセイラトの学校を空爆し、23人が死亡した。 同校を運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、昨年10月以降、学校の7割近くが攻撃を受け、「安全な場所はどこにもない」と非難した。軍は今月に入り、立て続けに学校を空爆、UNRWAは、学校の95%以上が攻撃時に避難所として使用されており、同機関の施設で539人の避難民が犠牲になった。 

◆7月17日 イスラエル軍、ガザ南部や中部の学校など攻撃 57人死亡(ロイター)
 軍は16日、ガザの南部と中部で攻撃を継続し、57人が死亡した。ラファでは家屋空爆で5人。ハンユニスでは子ども2人を含む家族4人が死亡、車を標的の空爆で17人死亡し、26人が負傷した。その近くのマワシ地区は人道避難地区に指定されており、テントが設営されている。中部ヌセイラトでも砲撃や空爆で4人、北部も空爆で4人が死亡した。ヌセイラトで国連運営の学校施設も攻撃され、23人が死亡。
施設は住民の避難場所。死者には地元のジャーナリストも含まれ、死亡したジャーナリストの数は160人。軍は学校施設攻撃は民間人が被害を受けるリスクを減らした上で、施設内で活動する「テロリスト」集団を標的にしたと説明した。一方。レバノン南部2カ所への攻撃でシリア人の子どもを含む5人が死亡した。

◆7月17日 イスラエル軍、ガザで国連機関運営の学校に再び空爆 23人死亡(ABEMA TIMES)
 6日以降、UNRWAの学校空爆は今回で6カ所目。2023年10月以降、パレスチナ人の死者は3万8713人。

■昨日の記事追加■
◆7月16日 米長官、イスラエルと停戦案協議 ハマス「交渉離脱」に言及(時事通信)
 ブリンケン米国務長官は15日、訪米したイスラエルのハネグビ国家安全保障顧問やデルメル戦略問題相と会談。イスラエル側はバイデン米大統領公表の案を軸に、停戦合意に尽力し、ブリンケン氏は最近の民間人犠牲者増加に深刻な懸念を表明した。ハマスは先日の最有力幹部攻撃で態度を硬化、交渉からの離脱にも言及し。協議の先行きは不透明。


◆ひかるの呟き◆
日本政府はガザ地区の避難民支援としてUNRWAに700万ドルを拠出している。なぜ。日本政府はイスラエルに抗議しないのか。もし戦闘員が国連運営の学校を拠点として使っていたら、ガザの人々は学校への避難は避けるだろ。一日で57人もの人々を殺すことが「停戦協議への尽力」なのか。一刻も早い停戦、直ちにガザからの救出をの声をあげたい。

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